十三曲目:Cannibal Corpse『Shedding My Human Skin』
最近、とにかく荒々しい音楽が聴きたくなることが増えました。ストレスが溜まっているんでしょうかね?
自分では、ストレスが溜まっているとかどうとかっていうのは実感がわかないのですが、これから大事な時期なので体調を崩すようなことにならないように、気を付けていきたいと思ってます。
さて、そんなわけで最近はもっぱらデスメタルやブラックメタル、グラインドコアやゴアグラインド、さらにはブレイクコアなど、ひたすら過激な咆哮へと走っているのですが、昨日久しぶりに棚から引っ張り出したアルバムがありました。
カンニバル・コープスの『Red Before Black』です。現状での彼らの最新作ですね。
実は、このアルバムを買った動機は彼らに対して少し申し訳ないものでして……。限定盤の二枚組、そのディスク2が主な目当てでした。Metallicaやその他人気グループの楽曲のカヴァーアルバムで、それを聞くために買ったのです。
そんなわけで、本来のアルバムの方はあまりしっかりとは聞いていませんでした。何回か通して聞く事はあったのですが、割と上の空だったもので……彼らには本当に申し訳ない限りです。
そんな、このアルバムなのですが、昨日聞いたら思いっきりノックアウトされました。完膚なきまでに。
あれは反則でしょう。初期の『Butchered At Birth』の様な極限まで高められた暴力性と、レコーディング技術の向上により高められたリズムのタイトさが完璧に調和していて、一曲目から脳天をぶん殴りに来てます。
正直、なんで最初からこのアルバムをちゃんと聞かなかったのだろう、と後悔しました。
……まあ、『デスメタルなんてほとんど変わんないだろ』なんて舐めた考えを持っていたせいでしょうね。何粋がっていたんでしょう、当時の私は。
閑話休題。
私の事を一瞬で
何故この曲か、と言えば、特に理由はありません。ないんです。だって、違いがあんまり分からないから。
何言ってんだこいつ、分かってないのに書いてんじゃねえよ、とか言われそうですが、許してください。これでも進歩してるんです。ぼんやりと歌詞が聞き取れるくらいにはなってるんです。
さて、何となく好き、と言う理由で選んだこの曲ですが、一番の聴きどころは一分半程過ぎたあたりの『Slow slicing~』と言う歌詞と共にドラムがあらぶりだすところから、楽曲タイトルを連呼するずっしりしたパートのあたりなのではないかと思ってます。
この部分、本当にかっこいいんですよね。デスメタルでありながらドゥームやらスラッシュやらの雰囲気も醸し出していて、一言で「これだ!」と表現できないのがもどかしいのですが、とにかくカッコいい。
メタル聞き始めの頃の私に行ったら「気でも狂ったのか」と言いそうです。
勿論、デスメタルも好みの範疇に含まれている今となっては、この曲は最高の三分半を届けてくれる名曲です。カニコ愛してる。次回作楽しみに待ってるよ。
さて、今回はこの辺りで。
九十年代から変わらずに強烈なサウンドを鳴らし続ける彼らの、名曲の一つ。ぜひ一度聞いてみてほしいです。
あ、『Make Them Suffer』や『Hammer Smashed Face』も大好きですよ。
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