白くて透明なショートストーリー

ただ二人の青年が、会話をしている。それだけのショートストーリーです。

その言葉の中に過去と未来があり、会話の中で提案があり、違う環境の扉を二人で開けていく。

まるで、駅の待ち時間、たまたま耳にしたような、一瞬の話。

登場人物も、共感するとか、理解できるとかではなく、読む側の感性次第でどうとでもなる曖昧さがあり、これは新しい形の小説かもしれないと思いました。

新たな発見という意味で非常に面白く、興味深いと思います。