　カタカタカタカタカタカタ

　黒い衣を着たガイコツが小刻みに歯を鳴らした。ヤツから紫色のオーラのようなものがまとわりつく。

「くらうがいい、我が最強魔法」

　重く低い声が洞窟中に響き渡る。ガイコツは不思議な言葉を唱えはじめる。

「モィ　プギ　ゲミカビゴォ　ゾヒゴエリク　ィミダ　デエクゲゥ　イベ　ラッガ　ユナボナドパ　パヨセケサプ　トト　リタロヒ　デェォギベモ　ペガ　テペグンブッ　タパズオドル　ヌグゾ　ゼブニッ　ミノネィタ　ケノケグナゾ　タリワロゼ=キ　ワアセ　ドォデ　ゼアウオザメ　ニセゥヌボド　ムキゴ　ヌレソヤケビ　キマンヒヤェウ　ドゼルゲィ　プニイワカルガ　ペイエ　ォテ　ガパヘノ　ニプテ　ヴスガズガ　ザイ　モグサカ　ブェコカヅネ　ボィ　ケビヴオテォ　ヨアカジバノ　リハヤビコゼ　ヴデリ　ナマナ　ペソヌ　サコツ　ヤスエ　ユピゼ　グブェ　コルニワ　ソ」

　超重爆撃振動！（ディスティニー・ソニック・ブロウ）

「痛い痛い痛い！」

　全身の筋肉が震える。尋常ではない震えが。激しい痛みとともに。

　数秒後震えと痛みが治まる。身体中がすっきりしている。

「どうだ、ワシの最強マッサージ魔法は」