XⅧ. 文章はうまいのに何だそれ

 こんにちは、お久しぶりです。

 梅雨入りしましたね。気圧の変化のせいか偏頭痛が夜になると襲ってきます。

「脳みそガタガタいわしたろか!!」

と、雨の降る夕刻からとても律儀にやってくる偏頭痛さん。なんだか借金取りを想起します。


 閑話休題でございます。


 私は下手の横好きで文章を書いております。

 時間と体調、好奇心のバランスが見合ったときには他の方の作品もこっそり読ませていただいております。

 そこで、多くの刮目すべき物語や珠玉の詩歌に出会うのです。

 出会うのですが。


 こ ん に ち 「わ」

 こ ん ば ん 「わ」

 や む 「お」 え な い


 こういう言葉にぶち当たることがよくあります。

 もうね、ガン萎えでございます。

 文中でそこだけが浮き上がって仇光りしながら「エヘヘヘヘ」と笑っています。

 情感あふれる美しい文章を書く方の中にも結構おいでなんですよ、これが!

 意図があっての誤字でなく、心の奥からこれが正しい表記だと思って疑わない人が!

 Ⅵで書いていた「れる・られる」問題よりもこっちのほうが深刻かもしれません。

 だって挨拶に使われる表記に係ることなんですもの。


 いちいち指摘はしませんが、ごめんなさい、なめます。

「あー、この人の日本語能力、っつうかぁ、教養ってこんな感じぃ?」

と、ぺろぺろぺろりんこです。

 そしてどんなにご自分で考え、素晴らしい物語を編み出されていたとしても

「どっかの売れてる小説とかのバリエーションだよね」

「はいはい、ラノベパズル乙」

という風にしか見えなくなってしまいます。

 

 うーん?

 指摘した方がいいんですかね??


 だけど、見ず知らずのウエメセ駄文書きに指摘されたときのウザさは半端ないのも理解しておりますので、そっとしておきます。皆様は気の置けない文筆仲間さんにそういう方がおいででしたら優しく教えて差し上げてくださいませ。

 

 以前、文筆仲間にそういう人がおりましたが私は指摘しませんでした。

 なぜかというと、いい小説を書かれる方だったからですよ。

 その人が、こんにちわ、こんばんわを連発している限り、私の優位はゆるぎない。

 そう思っていたかったんですよ。

 私の性格の悪さは、天井知らずです。ふふふふふ。


 そんな風に思われたくなければ、「こんにちわ」「こんばんわ」「やむおえない」表記勢の皆様、今すぐ表記を改めてください。

 文章中のそういうところを改めたら、格段によくなります。

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