ウィリアム・シェイクスピアの生きた時代、イギリス。その当時の空気が漂うような作品でした。思えばシェイクスピアの作品は知っていれども、では本人については知らないなと思ったものです。ロミオとジュリエット、それを演じる役者。二人の『娘』なのである。これは成長の物語でもあり、拍手喝采で終える大団円の舞台でもある。ぜひご一読ください。
面白かったです。ブロマンスが特に好みで無い人でも楽しめます。エドマンドにスザンナが惹かれていくように、読者も物語とエドマンドに惹かれていきます。異世界転生モノじゃなくても、中世世界が好きな方は好きなんじゃ無いかなと思います。