第09話 仏恥義理号出動!

シーン1 作戦室

 五人がいる。

鎌倉剣子「すごいよ瀞撞くん。やっぱりリーダーだね。」

土方掘三「ヤバいよ、瀞撞きやべえょ!ギャハハハハ!」

松沢しずく「…うるさい。」

 博士が入ってくる。

博士「瀞撞くん、よくやってくれました。」

瀞撞「いえ…」

博士「和多見さん、親友はどうでしたか?」

和多見「日本人って、小学生の時の夢が一番大きくて、年を重ねるごとに小さくしぼんでいくでしょう。私も彼も全く逆。変わっていませんでした。」

瀞撞「博士はそれを知っていて和多見を…」

博士「ええ。瀞撞くんなら、邪魔がなければあのくらい一人で運べたでしょ?」


シーン2 ユースティーツ基地

クルマエビユステツォ「お願いします!」

ただし指令「だめだ!」

クルマエビ「でも今いかないとヤツを救えません!」

ただし指令「ダメと言ったらダメだ!安静にしていろ!」

クルマエビ「では御免!」

 クルマエビはただし指令に当身を食らわせ、無理やり出動した。

 リヒティヒ参謀が抱きかかえて指令を起こす。

 秘書たちはぽかーんとしている。

ただし指令「無茶しやがって…」

リヒティヒ参謀「勤務評価、上げてやりましょう。」


シーン3 河原

クルマエビ「パナメイ!生きてるか?!」

パナメイ「ああ…」

クルマエビ「ここはアレだ!」

パナメイ「よし、イくぞ!」

2怪人「えび合体!」

ナレーター「ユースティーツの怪人は、合体することができるのだ。」

合体エビユステツォ「出てこいキラーレンジャーっ!」


シーン4 作戦室

 五人と博士がいる。

博士「E地区ポイントBにそれっぽい反応!キラーレンジャー、出動!」

五人「了解!正義…顕現!」

 5人は変身した。


シーン5 格納庫

ナレーター「キラーレンジャーは、このすごい車、仏恥義理号で出動するのだ。」

 五人は車に乗り込む。前の壁が開くと車は急発進した。


シーン6 河原

 小高いところに、五つの人影があった。


赤キラー「頭の赤さは理想の光、レッドキラーぁ!」

青キラー「襟の青さは力の証し、ブルーッキラーッ!」

黒キラー「黒さすべてが仕事の響き、んブラックキラーー!」

桃キラー「桃色だからものすごい、ぴんくきらぁ☆」

黄キラー「黄色が走る最後の癒し、いエローっ!キラーっ!」


赤キラー「我ら!」

五人「正義戦隊キラーレンジャー!」


ナレーター「合体エビユステツォはなんだか強そうだ。負けるなキラーレンジャー。がんばれ、たたかえ、正義の戦士キラーレンジャー!」


-つづく-

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