参考資料7

 「サルビアとガーデニア 小説家志望の彼女と私」をよりお楽しみいただくための参考資料をご紹介しますのその7です。


 こちらでご紹介するのは、文献資料ではなく、登場人物たちと関わりのある場所がメインとなります。

 作品とともにお楽しみいただけましたらうれしいです。

 

 では、参考資料紹介その7です。



※第28話 たった今枝先で開いたばかりの新鮮な花の香り


 シーズンごとにシックに変化するディスプレイが目をひくアクセサリーショップの前を通りがてら、ショウウインドウに映った姿で素早く身だしなみをチェックする。

 それから時計を確認して、時間つぶしに立ち寄ったのはテラスガーデンカフェのあるファッションビル。

 かなり早めに海都社のある表参道駅に着いたので、ファッションビルに立ち寄って、上階の日本茶専門店でひと息つき、ギャラリースペースをぶらぶらしながら、エントランススペースまで降りてきた。


・・・・・・


 ファッションビルと聞いて、どこを思い浮かべますか?

 渋谷PARCO、ラフォーレ原宿、SHIBUYA109、ルミネ新宿、青山ベルコモンズ(はもうありませんね)etc

 この回で登場するファッションビルのモデルは、表参道のspiral(スパイラル)です。


 spiral

 https://www.spiral.co.jp/


 厳密に言うとこちらは複合文化施設になります。

 いわゆるファッションビルのように専門店が沢山入っているわけではありませんが、長きにわたり独特の地位を保っています。


 特徴的なのは、吹き抜けスペースのギャラリーです。

 吹き抜けスペースのギャラリーに螺旋状のなだらかなスロープが作られているところからスパイラル(螺旋)と名付けられたそうです。


 ガーデンテラスがあるのも気になるポイントです。

 かつてはガーデンテラスにつながるレストランがあったのですが、現在はカフェになっています。

 カフェは、ファッションブランドのミナ ペルホネンの経営です。

 スパイラルのギャラリーでは、かつてミナ ペルホネンの展覧会もありました。

 

 そういえば、東京都現代美術館で展覧会が開催中です。


東京都現代美術館

https://www.mot-art-museum.jp/


「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」

https://www.mot-art-museum.jp/events/2019/11/20191108144136/


 これは行きたいです。

 ミナ ペルホネンの代表的なテキスタイル“tambourine”の布バッグは、ずっとたいせつにとってあります。

 ダイアリーとにらめっこして、時間をひねり出さないと、です。



 参考資料シリーズも、残すところあと少しです。

 よろしかったら、どうぞ最後までおつきあいくださいね。


 読んでいただき、応援していただき、ありがとうございます!





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