[-] 余談9「測位」

GPS

スマホ使ってますか?

慣れないところに外出した時には電子地図使っていますか?

ただ地図見てるだけじゃ、活かし切れてませんよ。

GPS機能を使うことで、現在地に目印がつきます。

モードや(電子コンパスなど)スマホの搭載機能によっては向いている方角に合わせて地図が回転します。


そのGPSって、どのように自分の位置を見つけているか知っていますか?

(昔なら、日時と(昼なら)太陽の方角と高さや(夜なら)北極星の方角や高さなどからおおよその位置を調べるようですがね)

GPSでは、数多い人工衛星から測位用の電波を受信、解析して位置を求めています。


自分も正確には知りませんが、以下の理屈で場所を導くことが出来ます。

(簡単にするため、平面な場所を想定します)

地面は方眼紙になっています。

衛星は全部で3つ使い、測位場所の座標を求めます。

(測位電波は衛星位置と発信した時間を発信しています)

(電波は一定の速度で飛んでおり、測位位置に届くまでに1マス1分掛かる事とします)

測位位置が13:00に衛星からの電波を受けました。

「衛星A、(2,5)、12:57」

「衛星B、(5,3)、12:58」

「衛星C、(6,5)、12:59」

さて測位位置の座標は?

…(5,5)です。


現実的には、測位電波に高さの情報も含まれているかもしれません。

衛星電波の届かない地下街等でも今は測位が出来るようになっています。公共WiFiスポットなどが測位に必要な情報を出しているのです。

屋外にいても建物など周囲の状況によって衛星電波が受けにくいこともあり測位が狂うこともあります。

だから、「WiFiをonにするとより正確な測位が出来ます」なんて説明がなされています。


スマホ持って出掛けるなら、ぜひ電子地図の「(いわゆる)徒歩ナビ」を使えるようになりましょう。

(まぁ、実際の”ナビ”では、歩行者や自転車に対応しきれていなく、横断歩道の無い車道を横切ってたり、横断歩道や歩道橋、サイクリングロードを使うような回り道、近道が出なかったりしますので適度に頼りましょう)

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