真・ファイルNo.1:Submariner's guardian

 こんにちは。中の人ことえるでぃあんです。クッッッッソ長い放置期間を経て、また復活しました。今回からは今までのSS方式を一旦太陽系外に投棄しておいて、ツイッターでの珍兵器イラスト公開に合わせて添付している解説をこちらに移植することとします。突然の変更ですが、どうかご理解をお願いします……(単純にSSを描くのがめんど(殴)。

 なんだかんだ今までより内容が格段に短い分、早く読めます!(おめめグルグル)

 今や中の人はTwitterでの活動が主になっておりますので、イラストが見たいだとかはこちらのURLにお飛びください。

→https://twitter.com/ELDIAN18850378

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 2003年からロッキード・マーティンのスカンク・ワークス研究所で研究・開発が行われていた多目的無人機(MPUAV)、それが『Cormorant(コルモラン)』です。

 発端はどうやら、核戦力の削減により余剰となったオハイオ級等の戦略ミサイル原潜のSLBM用ミサイルチューブを転用する、というところから始まったとか。オハオイ級原潜の保有するミサイルチューブのうち、4つを改造することで、この機体の運用能力を確保する計画だったそうです。

 エンジンは例のごとくジェットエンジン。運用時にはミサイルチューブより射出し、ロケットブースターを点火することで海中より離脱、任務を遂行します。

 この機体の場合特徴的なのは、他の無人機と違い再利用が可能であった点です。任務の終了後は漏水の原因となる吸気・排気口を密閉し、パラシュートを展開した上で着水。母艦は遠隔操作式の無人機でこれを回収し、ミサイルチューブに連結させることが可能とされました。

 残念なことに本機の開発は2000年代後半に中止され本格的な量産には至りませんでしたが、もし実用化していれば潜水艦の自衛手段の一つとして、各国の対潜戦術を変えていたかもしれません。

 おそらく、エースコンバットシリーズのシムファクシ等が使用するUAVもこれが元ネタだと思います。

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