第26話 エピローグ

 吟遊詩人は詠う。

 騎士と王妃は、姫を連れて呪われた王国を旅立った。さようなら、さようなら、いつかまた。

 繰り返される悪夢。いつ果てるともわからぬ呪い。

 王国を愛したのは、真実、神であったか。何者が、その国を魅入ったか。

 誰にもわからぬ、誰も問わぬ、誰も語らぬ、呪われた王国の物語。


          ◇


 吟遊詩人が歌い終わったとき、目の前にいた男が手を叩いた。

 ちらほらといた人たちも、それにつられたように拍手する。

 それらの人がぱらぱらと立ち上がり、吟遊詩人の前にある広げられた布袋に、ちゃらちゃらと小銭を投げ入れた。


「兄ちゃん、いい声をしているなあ!」


 最後に残った、一番初めに拍手し始めた男がそう声を掛ける。どうやらこういった詩が好きで、よく聞いているのだろう。


「ありがとうございます」


 吟遊詩人は、抱えた竪琴を横に置き、外套の頭巾を取った。

 銀色の髪が、現れる。


「なんだ、まだガキじゃねえか!」


 男は目を丸くして言った。

 目の前の少年が、どう見繕っても十二、三歳を過ぎたくらいにしか見えなかったからだろう。実際、少年はまだ十一歳であった。


「ごめんなさい」

「いや、謝ることじゃねぇけどよ。まさか一人で旅しているのか?」


 吟遊詩人は大抵、世界を旅して自分が見聞したものを詩にしては広めていく。ここまで幼いのは珍しいのだ。


「はい、母を亡くしてしまったので、一人で旅をしています」

「そうか、苦労しているんだなあ。でもそんなに若いんじゃ、あんまり詩も知らないだろう」

「そうなんです。今詠ったのも、自分が行ったわけではなくて、人に聞いた話なんです。これからいろんな国へ行きたいですね」

「そうしたらまた来るといいよ。本当にいい声をしている」


 男は、前に広げられた布袋の中に、銅貨を一枚投げ入れた。


「ありがとうございます」


 男は機嫌の良い様子で手を振りながら、立ち去っていく。


 布袋の口を閉め、それを腰に結ぶ。竪琴を、刺繍の施された白い布に包み、抱え込んだ。そして立ち上がると、辺りを見回す。


 港町だ。ここは端にある広場で、出航するまでの時間を潰す人たちがたくさんいたおかげで、いくらか稼ぐことができた。


 ここに来る前に、港を見下ろす丘に登った。そこに祖父母の墓があると聞いていたからだ。

 確かに、そこに二つ並んで墓があった。大き目の石が墓標として置かれただけの墓ではあったが、確かにあった。


 母の言った通りだ、と思った。母の話は全て真実なのだと信じられた。

 母の骨を、その隣に埋め、大き目の石を運んできて、同じように墓標とした。

 骨と一緒に、母が生涯身に付けて離さなかった指輪と小さな鏡を一緒に埋めた。

 振り返り、海の方を見てみるが、何も見えない。でもきっと、晴れた日には、自分が生まれた島が見えるのだろう。


 母は、笑顔の美しい人だった。

 物心ついたときには既にベッドの上だけで暮らすようになっていたが、それでも美しい人だった。

 自分の荷物の中にある、薔薇の意匠の施された鏡を思った。母はこれをよく覗き込んでいた。


「あなたのお父さまがくださったのよ」


 母はその鏡を、目を細めて眩しそうに眺める。


「笑顔の練習をするの。そうすると、笑うべきときに綺麗に笑うことができるようになるのよ。お父さまがそのためにくださったの。だから、怠ってはいけないのよ」


 父のことを話すとき、母は照れたように笑う。そんな母は、まるでまだ幼い少女のように見えたものだった。

 少年が父のことを尋ねるとき、母はいつもそのように微笑むのだ。


「あなたのお父さまは、とても優しい手を持っていらしたわ。でも少し頼りなかったかしらねえ。私はいつも、守ってあげなくては、と思っていたもの」


 そう言ってくすくすと笑う。

 あまり母の傍に長くいると、アガットがやってきて、腰に手を当てて叱ってきた。


「いけません、お母さまのお身体に障りますよ」


 母は疲れるとすぐ熱を出して寝込むのだった。

 そんな母が守りたいと思う人は、どんな人だろうと首を傾げたものだった。父は、よほどひょろひょろとした人だったのだろうか。


「お母さまは、今ではとても大人しくおなりだけれど、昔はそりゃあお転婆でいらしたのですよ」


 その疑問には、アガットが笑いながら答えてくれた。


「ケープの港町に無事に辿り着いたまでは良かったんですけれど。まだ赤子だった坊ちゃんを抱えていましたから、宿の一つもなかなか見つからなくて」

「いやだ、その話をするの?」

「ええ、ええ、させてもらいますよ」


 そう言ってアガットと母は二人で笑う。


「宿が見つからなくて右往左往していましたら、下心があるような男の人に何度もしつこく声を掛けられましてね。そのうち、突然お母さまが私に坊ちゃんを預けてきまして。そして、男の人をぶん投げておしまいになったのですわ! あんなに綺麗に人間が回るだなんて、私、知りませんでした!」

「あれは相手が弱すぎたわ。あそこまでするつもりはなかったもの」

「石畳の上に男の人がのされてしまって。それを見た近くの宿の主人が、慌てて部屋を用意してくれたのですわ。よほどお母さまが怖かったのでしょうね。あのときの、周りの人の顔といったら!」


 それから二人は顔を見合わせて、ひとしきり笑った。

 アガットの話を聞いても、母のそんな姿はまったく想像できなかったが。


「旅の途中も何度も怖い目に遭いましたけれど、お母さまが強くていらしたから、無事にこの街に辿り着いたのですわ」

「それはちょっと大げさだわ」

「そんなことはありません。でも……」


 そう言って、アガットは目頭を押さえた。


「出産したあとのお身体で、そんな無理をさせてしまったから倒れてしまったのですわ……私がもう少し、強かったら」

「アガット、そんなことはないわ。あなたがいなかったら、私たち、今日まで生きてはいなかったわよ」

「いいえ、私のせいですわ」


 アガットはさめざめと泣く。母は困ったように彼女に手を伸ばして、その手を握った。

 少年もアガットに抱き着いて、涙がおさまるのを待った。


「すみません、つい、弱音を……」


 涙を拭きながら、アガットは謝罪する。母は、そんなアガットに微笑みかける。

 そんな光景を何度見たことか。


 アガットは第二の母のようだった。母とあまり遊べない分、アガットが構ってくれた。

 彼女は昼間は近所の食堂で忙しく働き、帰ってきてはまた家事をした。いつ休んでいるのか不思議なほどに動き回っていた。


 家の前で遊んでいると、よく声を掛けられた。


「あの美しい赤い髪の女性は、ここの人だよね? 少し話をしたいんだが、だめかなあ」

「坊やが取り持ってくれれば、お小遣いをあげるよ」


 どいつもこいつも彼女に見合う大した男ではないくせに、そんな惚けたことを言うから、そのあたりの棒を拾って振り回しながら何度も追い返した。

 彼らは「だからコブつきは」などと悪態をつきながら去っていく。思った通り、やはり大した男たちではなかった、と胸を張った。


 アガットは母のベッドの脇に座り、よく愚痴っていた。


「確かにここでは赤毛が有難がられているみたいですけれど。ここまで有難がられると、髪しか見られていないみたいで居心地が悪いですわ」


 そう言うと母は笑う。


「だから言ったでしょう。いろんな人に求婚されて大変でしょうねって。私は嘘はつかないわ」

「本当だわ。でも、まさかここまでとは思わなかったもの」

「髪だけではないわよ、あなたが働き者で優しい人だと分かっているから、口説かれるのだわ。その中から良い人を見つければいいのよ」

「私はそんな気はないんです」


 そんな風に二人が話すのをよく聞いた。

 アガットがいなくなると、母は少年によく言っていた。


「アガットには、今度こそ自分のために、自分の幸せを手に入れて欲しいわ」


 アガットがよく、「二人に仕えるのが私の幸せ」と言っていたからだろう。

 だから少年は言った。


「ぼくが、アガットを守るよ。ぼくもアガットには幸せになって欲しいから」


 そう言うと母は、少年の頭を撫でた。


「まあ、あなたはお父さまによく似ているけれど、頼りがいのあるところは、お父さま以上だわ」


 笑う母はやはり美しくて、我が母ながら、見惚れるほどだった。


 だがそれから母は半身も起こせぬほど弱っていき、いつも横になっていた。

 死期を悟ったのか、母はぽつぽつと自分の過去を少年に語りだした。

 それは自分の出生に係わる衝撃的な話だったけれど、なぜかすんなりと頭の中に入ってきた。


 どうして神の力を手に入れた王さまは、血の繋がりを重視したのだろう、と思った。

 血の繋がりなどに何の意味もないのに。母は血の繋がらない祖父に慈しんで育てられた。自分も血の繋がらないアガットに大切にされている。


 それを母に言うと、母は少年の頭を何度も撫でた。


「そうね、その通りだわ。あなたは本当に聡い子ね」


 そして少し考えてから、言った。


「寂しがりやで臆病なのかもしれないわね、その人は。何か繋がりがないと怖いのかもしれないわ」


 そのうち記憶の混乱を引き起こすようになった母は、細くなってしまった腕を少年に伸ばしてはよく言った。


「陛下……私、本当に本当に幸せなんです」

「今日はケープの港町は見えるかしら」

「あなたの子を産めることが、心から嬉しいのです」


 晩年の母の頭の中には、おそらくは幸せな思い出しかなかったのだろう。

 母は美しく微笑んだまま、この世を去った。


 アガットはそれから、泣いて泣いて泣き暮らした。少年の身体を抱きしめて泣くこともしばしばだった。


 だがそれからしばらくして、一人の男が現れた。

 彼はアガットの働く食堂の常連で、いつもひっそりと端の方の席に着いていた。アガットは彼には心の内を漏らすこともあったようだった。


 正直、アガットにはもっともっとすごい男でなければならない、と思っていたのだが、アガットが気に入っていては仕方ないし、母を取られるような気がして面白くないという感情がなかったとも言えなかった。


 彼が家を訪れるとき、見張りをするように影に隠れていたのだが、彼はアガットに対して無体なことをすることは一度もなかった。

 男はアガットによく言っていた。


「泣きたいときには泣いてもいいと思う。けれど毎日泣いて暮らすのは違う。君は君のために、君の幸せを見つけるべきだ。俺がその幸せの手助けをできたらいいと思うけれど」


 母と同じことを言った、と思った。


 アガットが自分の幸せに飛び込むことを躊躇している理由は、おそらくは少年のことだ。

 だから、飛び立とう、と思った。

 旅に出たい、とアガットに告げたとき、彼女は猛反対したし、男も一緒になって心配してきたけれど、決心は変わらなかった。


「自分が生まれた国を見たいんだ。遠くからでいい。そうしないといけない気がする」

「いけません! あそこに戻るなんて。戻れなくなったらどうするの!」


 アガットは真っ青になって言い募った。


「それに、母さまのお骨を、港町に埋めたい」


 少年がそう言うと、アガットは二の句が継げなかったようだった。


「必ず、帰ってくるわね?」

「必ず」

「あの国に囚われてはだめよ。それだけは気をつけて」


 アガットは少年の決意が固いと知ると、棚の中から何やら布袋を取り出した。


「これを持って行って」

「これは?」

「私たちが旅立つときに、坊ちゃんのお父さまがくださったの」


 中には、何枚かの金貨があった。


「残り少なくて、ごめんなさい。この街に辿り着くためと、あと……お母さまの病気の治療費もあって……これだけになってしまったの」


 そう言ってアガットは頭を下げたが、とんでもない、と頭を上げさせた。

 彼女が懸命に働いて養ってくれたことを知っている。病気の母と幼い少年を抱えて大変だっただろうというのは、容易に想像できる。

 きっと彼女は、本当に困ってどうしようもなくなったときにだけ、これに手をつけたのだ。それが分かった。使い果たしたって、母も少年も、何も咎めなかっただろうに。


 心配されつつも、少年は旅立った。振り返ると、アガットがいつまでも少年の背中を見送っていたのを覚えている。


 道中、苦労がなかったとは言わない。少年は幼かったし、旅の経験もなかった。命を落とすのではないかと思うこともしばしばだった。


 けれど、旅の資金があったこともあって、無事にここまで来た。


 本当に、運が良かった。途中、通りがかった隊商に拾われた。隊商と一緒に旅していた吟遊詩人にいろいろと教えてもらった。

 彼らには感謝してもしきれない。


「セクヌアウス? 聞いたことはないな」


 世界中を旅しているという隊商と吟遊詩人でさえ、その王国を知らないと言った。

 母が聞かせてくれた王国の話は、まさか母の妄想なのではないだろうかと、不安になることもあった。

 いや、そんなはずはない、と首を振って旅を続けた。アガットも母も、確かにその国からあの街へやってきたのだから。


 そのまま隊商に加わらないかと誘われもしたが、ケープの港町が近くなるにつれ、それはできない、と思うようになった。

 その頃には確信を持っていた。その国は、確かに存在するのだと。特に何か根拠を手に入れたわけでもないのに。


 本当はアガットに言ったことは、口からでまかせだったのだが、生まれた国に近付くたび、想いが強くなっていった。

 生まれた国を見てみたい。父に会いたい。

 それは焦燥感となって、少年の胸の内を占めた。

 血の繋がりに何の意味もないと母には言ったのに、なぜこんなにも父に会いたいと思うのか。


 隊商と吟遊詩人にこの港町に近いところまで連れてきてもらい、そしてそこで別れた。


「いつでも戻ってきていいんだからな。この街には定期的に通っているから、辛くなったら戻ってこい」


 言われて、隊商の人たちと吟遊詩人と、一人一人抱き合って、辛い別れをした。

 この人たちについていけば、きっと、幸せに暮らせるのだろう。

 けれど、決心が鈍ることはなかった。


 港町の石畳の上を歩く。母もアガットも、ここを歩いたのだろうか、と思うと不思議な気がした。


 港の端に、一艘の船を見つける。荷物を積んでいるところだった。


「すみません、ちょっと聞きたいのですが」


 ちょうど同じ年頃の少年が荷物の積み下ろしをしていたので、声を掛ける。彼は顔を上げて、こちらをまじまじと見つめてきた。


「なんだ?」

「この先に、島があると聞いているんです。セクヌアウスという国なんだそうですが。そこに行きたいんです。もしそちらに向かうのなら、乗せてもらえませんか」


 彼はその質問には答えず、後ろを向いた。


「親父ー! 乗せろって奴がいるんだけどー!」


 ということは、この船はその島に向かうのだ。一発目から当たりだ。

 その声に反応して、初老の男性が顔を覗かせてきた。


「ああ? これは客船じゃねえぞ」


 男は港に立つ少年の方を見ると、眉をひそめた。


「……なんか見たことある気がするな?」

「さきほど、そちらの広場で詩を詠ってましたが」

「ああ、なんかいたな? 俺は聞いてないが。それかなあ」


 男は首を捻っている。


「まあいいや。で? 乗せろって?」

「この船は、この先にある島に行くんですよね。乗せて行って欲しいんです」

「あーだめだだめだ。さっきも言ったが、これは客船じゃないんだよ。意地悪じゃねぇ。危ないんだ」

「危ない?」

「なんていうか、海流が複雑でな」


 聞いたとおりだ。もしやこの男が、母の言っていた船の持ち主なのだろうか。


「でも、この船は大丈夫なんですよね?」

「そりゃそうだが……おっ」


 男は島の方を見ると、ばたばたと走り始めた。


「おい、すぐ出航するぞ。急げ!」


 言われた息子が、慌てて準備し始める。


「あの……」

「兄ちゃん、本当に、乗るかい? 帰ってこられないかもしれないぞ」

「いいんですか?」

「兄ちゃんは、『呼ばれて』いるんだろうな。いい雲が出てきた。この船に『呼ばれた』人間を乗せるのは二人目だ」


 そう言ってから、何かに気付いたような表情をして、男はこちらの顔をじっと見つめて首を傾げた。


「あれ? あの嬢ちゃんに似てる……?」

「え?」

「ああ、まあいいや。出航だ!」


 男の気が変わらぬうちに、と船に飛び乗る。

 空を指差し、彼は息子に言った。


「あの雲を見るんだ。あれはいい風が吹く雲だ。覚えておけよ」


 息子は頷く。父子とはこういうものかと羨望の眼差しで見つめた。

 船は、するすると動き出す。

 男たちは、いい風だ、今日の航海は楽になる、などと話していた。


「兄ちゃん、吟遊詩人なんだろ?」


 男がそう言って、少年の方に振り向いた。


「えっ、はい。未熟だけど」

「だけど、俺らの国に行っても、何もないかもしんねぇぞ」

「何も?」


 訊ねると、男の表情は渋いものになった。


「最近はな、雨が多くてよ。多すぎは何事もいけねえ。作物もよく育たないし、陽が当たらないからか、病気になる人間も増えてるんじゃないかな」

「はあ……」

「噂だけど。王さまが、お世継ぎをもうけないからだって」


 息子の方が、そう補完した。


「お妃さまは何人か娶ったって話みたいなんだが、子種がねぇんじゃないかな。生まれないんだよ、子どもが」


 二人は暗い表情をしている。この世の終わりみたいだ。


「王さまがお世継ぎをもうけないことが、何か関係があるんですか」

「俺らの国は、王さまの祈りで守られてきたんだ。きっとさぼったか何かしてセクヌアウスさまの怒りを買ったのさ」

「早くなんとかしてくれないと、困るよ」


 受けるべき幸せも、不幸も、全ては王の責任か、とため息をつく。

 自分たちでは何もせず、ただ幸せを享受するのみ。

 確かに、母が言うように、国全体がおかしいのかもしれない。


「おっ、見えてきたぞ」


 男が指差す方向に、目を向ける。

 王国、セクヌアウス。呪われた国。


 近付くにつれ、焦燥感は増していく。

 早く行かなければ。早く早く早く。

 『呼ばれて』いるのだろうか。

 その国を存続させるために。

 いや、あるいは。

 滅びを見届ける役目を請け負うために?


 わからない。

 少年もまた、セクヌアウスの掌の上で、踊らされているだけなのだろうか。

 そんなつもりはないのに。


 島影が近付く。

 少年は憧憬の想いで、それをじっと見つめた。



                   了

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吟遊詩人の歌声は呪われた王国に届くか 新道 梨果子 @rika99

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