第14話インカムと、パソコン

勝手知ったる家に入るーー1735回ここで、嘆いた


1735回ここで別れた


自分の部屋に上がり――戦友たる、最新式のパソコンを持つ


とはいっても体感的には何百年かん使用してきた、という感じだが


おかげで、ここら辺の地理ーー伝説、人間に詳しくなりすぎた


そう、新入りにしては「はあ、落ち着く」


「お風呂沸いてるから」


元山犬リーダーにして、粒子開放の力を持つ、女性

「既知」

粒子開放とはーー無機物を分解し空気中に漂わせ

それを、再度個体に戻す能力――ただし、自分の体なら粒子かもできる

(一度してしまうと、やってしまった体の部位は戻らないが、髪や爪などの再生する系は大丈夫)、世界旅行に行った際なんやかんやあったらしく


南米で、マフィアを壊滅させたり、イタリアで、犯罪組織をぼこぼこにしたり


暗殺者に狙われるわ、アマゾンの奥地でマラリアにかかり死にかけるわ

、、、いやはや、筆舌に尽くし難い経験をした(下手したら日本のほうで経験した事件のほうが難易度低めだったんじゃないの級)

ーーその際、髪と片目をくれたのだ、火事に会い焼け焦げたーー相棒に対して


それは自信となり、相棒の底に眠るーー、、、それこそが相棒が、自身の誇りを取り戻したきっかけであり

同時にそれが、ハッピーエンドルートへの道を切り開いた瞬間であった

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

罪悪感(実体化)を倒しきれーー きりぎりす @yukwe

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ