第40話 未来、見ちゃう? ①

 さて、エレちゃんピックアップ……ああ、エレちゃんもそうですけど、たまたま金ランサーでかぶりまくり、「これが……俺のエレキシュガル?」と言われているフィンにも注目してあげてください。

 うちには二体フィンが来ました。これが俺のエレキシュガルだ。


 さて、占星術解釈もついに最終章。インド占星術は未来を読む、と表現する方もいらっしゃいますが、その予測の方法をちょっとだけのぞいてみましょう。


 まず、ホロスコープです。さんざん解説したと思いますが、実はインド占星術のチャートは1枚ではありません。様々な方法で計算され割り出され、十以上のチャートを作ることができます。


 一番細かいものになると出生時間が二分ずれただけで運命が変わる、と言われています。そのため日本人は割り出しが困難になる方もいるかもしれません(おうちに母子手帳ある方は見てみましょう)


 特に重要視されるのが結婚や精神活動を象徴するD9、全てのカルマが出るとされるD60です。

 ただしこの辺の詳しいチャートは英語サイトでないと出ない可能性が高いので、探すときは注意してください。

(チャートの分類はこちらのサイトに詳しくのっています。

 http://indian-vedic-astrology.com/brog-1/2015/04/16/divisional-chart-basic/)


 ただしどの場合もD1(最も基本となるホロスコープ)が示す傾向を無視して解釈することはありませんので、そこのところはご注意ください。


 さて、さらにインド占星術の予測は続きます。ダシャーとトランジットです。


 ダシャーは前に少し触れたと思います、人生の中で各惑星が担当する期間ってやつですね。数十年単位で大きくくくったのがマハーダシャー(MD)。


 太陽 六年

 月 十年

 火星 七年

 ラーフ 十八年

 木星 十六年

 土星 十九年

 水星 十七年

 ケートゥ 七年

 金星 二十年


 MDをさらに細分化して1~2年単位にしたのがアンタラダシャー(AD)です。メインになる星の後に、さらに星が組み合わさって詳しい運気が分かります。こちらは六年で一周して元に戻ります。


 例:太陽期のAD


 太陽─太陽 三ヶ月十九日

 太陽─月 五ヶ月三十日

 太陽─火星 四ヶ月七日

 太陽─ラーフ 十ヶ月二十五日

 太陽─木星 九ヶ月十六日

 太陽─土星 十一ヶ月十二日

 太陽─水星 十ヶ月八日

 太陽─ケートゥ 四ヶ月七日

 太陽─金星 一年





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