問いと答えと

 ひりひりと焼けつくような、いや事実として、傷口のみならず、脚の全部から脊髄をめぐり、小脳までをマヒさせようと暴れまくる。レーザーに焼かれた痛みが、そこにはあった。


「紅葉山くん!」

「ゴウ!」

「来、るな!」


 ごうは、かすれそうな意識を奮い立たせ、駆け寄ろうとする二人を制した。狙いはごう。だが巻き込まれる危険は常にある。むしろ、これまで一度も人に当たらないのが奇跡であり、狙いのブレこそが、危険水域を押し上げているともいえた。ミカが叫んだ。


「そこの陰に。急いで!」

「あ、ああ」


 助言に素直に受け入れるごう。無理やり焦傷の足を引きずって、痛みに重みを増した身体を微動させていく。敵と距離はかせいだはずなのだ。だが威力が衰えるなどというのは、素人がすがる幻想でしかなかった。減衰はある。あるのだがレーザービームは強力な殺人兵器。数キロの光線拡散や、数十回の反射減退を受けた程度では、一個の肉体を防御にはまったく足りない。いましがた身を持って体験してしまった。心臓を貫かれればその瞬間、命は終わる。10代である。まだ死にたくはない。


「痛み、なんか、生の、あかしだ」


 身体をさらさなければ、直撃だけはまぬがれる。幸いここは、ガラクタ物だらけの通路。新規ウィルスが発生しそうなすこぶる不衛生な環境に目をつぶれば、防御物にことかかない理想的な避難場所だ。これまで攻撃は、逃走順路を周到した路地の東側からとわかってる。

 ごうはどうにか隙間に体を収めた。埃をかぶった幾重もの蜘蛛の巣や、横たわる腐ったネズミの死骸。それらを無表情にみつめてから、痛みと過呼吸で倒れそうになるのをこらえ、のんきに浮かぶ陽一を憤怒をこめてにらんだ。


「ようやく当たったな。まだ生きてるようだが運もそこまで。次が最期となるだろう」


 幽体はビルが連なるあい路の、ずっと先を見つめていた。なにか、失われた彼方を捜すかのように。遠くをじっと見据えているようであった。やおら、ごうを見下ろしたが、瞳には何ものも映していなかった。彼を貶めた喜びさえも。


『ソレイユはじつに優秀な人材だったよ。2年の間に、15もの目的物肉片を手に入れてくれた。オレが憑りついた最長は1カ月だからな。あいつは特別だったってことだ。まぁ、ソレイユも楽しんでいたし、小説はヒット作をぶちかませたから、ウィンウィンの関係だったといえるな』


 口走ったのは昨日の感想。なんのつもりか、死んだ女性についての説明らしい。ごうにも聞きたいことがあるが、それじゃない。いや、何が知りたいのか、聞きたいのか。自分でもわかっていないのだが。反射的に聞き返した。


「ウィンウィン? それだけか?」

「それだけ、とは?」

「2年も一緒にいた、行動を共にした相手に、それしか言葉がないのかよ?」

『そこか。そこは……まぁそれだけだな』


 つい昨日、命を散らした女性への感想。過ごした月日を感慨深く振り返るでもない。あるがままそのままを陽一は、たった一言で切り捨てた。そこには、見事なほどに体温というものがなかった。もちろん幽体に体温などあるはずもない。だが、長い時間行動を共にした相手への感想としてはどうなのだろう。ウィンウィン。これほど冷たい言葉があるだろうか。


 さっきまでのあの、どこかとぼけた陽一と同じ存在の豹変。二重人格を見せつけられたような、打って変わった底知れぬ冷たさに、ごうはレーザーの恐怖を忘れた。


「お、お前は最初言ってたよな、自分はゴーストライターだって、作家を支える商売がゴーストライターだと思ってた。それを死に追いやるってのは矛盾してないか」

『矛盾してないさ。オレは闇の作家だ。クリエイターに、普通では味わえない経験を積ませてやれる幽体。支えるのではく、強烈なインスピレーションたたき出せる存在。だからゴーストライターだと言い切きれるんだ。対価はいただいてる。現金じゃないがね』


 現金じゃない対価。命。


「悪魔か……」

『だから幽体だって。高城精矢はな、オレを狙ってるんだよ。正しくは、オレが憑りついた人間をだな』

「たかしろせいや……」

『オーマイガっ。つい口が滑っちまったぜぃ』


 白々しくふるまう陽一の本音はどこにあるのか。出会ってから二日も過っていないのだが、何かと秘匿主義なヤツではある。幽体の特性みたいな、生をうらやむ怨念が、人間を蔑ろに見下してるのかと思っていた。が、ごうは、すこしだけわかった気がした。


 興味がない、のだ。


 陽一は、陽一自身を含めたすべての存在に、価値を見ていない。調子を合わせてしゃべることはあった。だがそれは本心ではない。どこまでも、憑りついた相手を動かすための方便だった。単なる手段で技術。言葉で翻弄し意のままに動かす、上級の心理マイスター。まるでそうは見えない。だからこそ恐ろしい。


「俺は、お前にとって、なんだったんだ」


 憑りついた人間に肉片を集めさせる幽体。その陽一を狙うというレーザー狙撃手のたかしろせいや。犠牲となった人気作家、海藤ソレイユ。『最長は1カ月』というならソレイユの前にも犠牲者がいたはずだ。彼らの共通点とはいったい。そこに俺はどう絡んでいる。


『おお。フられた彼氏みたいなセリフだなぁ。うーん。なんなんだろうね』

「偶発的に憑りついたから、肉片の運び屋に使った。ブツは廃品回収マシンスキャベンジャーに渡したし、たかしろせいやに見つかったから、お役御免……マジ使い捨ての彼氏だな」

『よくわかってるじゃないか。そんなところかな。いや、君が特別じゃないよ。高城からもそのうち奪うしね。誰が何を知っていようが何をしてこようが、オレたちは止まらないし止められない。右脚くんが気に病むことじゃない』


 右脚くん。俺をそう呼びながら、レーザーが貫いた右足を凝視する。


「幽体のお前は、なんのために死にきれない」

『うーん。これ言っちゃっていいのかね。聞いても分からないと思うけど、いなくなる君が知ったところで意味はないんだけどね……ま、いいか。オレたち・・・・はな、少女を集めてんだよ』

「わけ、わかんねーよ」


 まったくだ。意味がわからない。

 ごうは、しだいに重くなってきてる口を、無理に開いた。


「集める? 少女? そいつは死んだ人間ってことだよな。はは。人の臓器や手足を奪ってくっつけて、再生させるってか? オカルトかよ。フランケンの化け物かよ。面倒な遠回りにもほどがある。ばかばかしい」


 娘か妹か。どういう関係か知らないが、ひとりの少女に執着して死にきれないなんて、時代錯誤も甚だしい。


 鷲と虎のキメラを製造した記録さえある。倫理を無視してしかるべき施設があれば、最新鋭の兵器を持たせた屈強のローマ軍さえ復活再編できる。一片ひとかけらの細胞があれば、人間なんていくらでも造れる。


 陽一が、その子の復活を本気で望んでいるなら、憑りつくべき相手が違う。誰かを選ぶならば、優秀な遺伝子研究員にすべきだったのだ。作家やら高校中退者ではなくて。


「だいたい細胞なんてものは、切り離されたら死に向かうんだ。ことにネクローシスな死なら、消化酵素や老廃物をぶちまけて、盛大な炎症をおこす。壊死したパーツを集めたところで……!」


 待てよ。パーツ?集めた?


『言ったかな。憑ける人間には条件があるんだ。オレは運がいい、新たな依り代がこんなに早くみつかるとは。今度は、警察署で待ち伏せなんてことはないだろう」


 陽一は、彼を見上げているガスマスクの少女を見やった。香焚かおりびあろま・・・を。


「用があるのは右脚だけだ。本体はいらない』


 マントを翻すかのような大仰なアクションで、陽一は死の宣告を突きつける。

 ごうは、やや痛みが止んだ気のする足を、抱えた。子供のころ移植された誰かの足を。


「条件が……右脚ということか。それはもしかすると、俺の右足が」


 言葉にすれば、真実になる。いや、すでに事態は決定的で、足を移植したずっと前から、未来は確定していたのだ。誰か見知らぬ人が落とした足。身体に合わせて成長するが、言うことを効かない足。そしてつい昨日、おそるべき跳躍力をもって、意のままに動く様になった脚。陽一が憑りついたのが発端で終点だったのと、気づくべきだった。


 この足は、その少女のパーツだ。


 ソレイユの大腸も。警察から盗み取って廃品回収マシンスキャベンジャーに渡した臓器も。


 静かだった。


 ここが地上に残された貴重な都市であり、400万もの人がひしめき、奪い合う冬都シティということがウソのよう。夕方の時間を静けさの空気がとりまいていた。


 ごうは自らの足を、さらに強く引き寄せる。これは自分のものだと主張する行為。何かから隠すように両手で抱え込む。


『それにしても遅いな? トイレか精矢ちゃん』




「えーとあろま。いい?」


 ごうの独り言めいた落ち武者ぶりにイライラしてきたのか。一人だけ幽体が見えない立場にこらえきれなくなったのか。最低限のレーザー弾対策として、その身を物陰に小さく潜めていたミカの声が、静寂を破った。


 香焚かおりびあろま・・・が「ん」と一文字快諾した。


「紅葉山くん震えてるけど、どういう流れになってるの?通訳してくれないかな」

「んと。一言でいえば幽体のカミングアウト。ゴウの右足を欲してる。レーザー発射を教えなくなった。少女の身体を集めてる。で、次は私」


 あろまは、会話の断片を繋いで要約しな内容をミカに伝えた。浮遊する陽一から目を離さず、ゴミの中から物色した丸コタツの天板を磨いていた。


「よくわかった……って、わかるわけないでしょ!」

「私も、話は半分。でもこれだけは言いたい」


 香焚かおりびあろま・・・は、そこで言葉を切る。

 切ってから、声のトーンを一段上げた。


「全員、私の言を拝聴すること!」

「何?どうしたの、あろま?」


 ミカは驚いた。平穏というより、平坦で抑揚のないあろまにしては、珍しい挙動だ。陽一は寸劇ような一幕に興味をそそられた。ごうは足をかかえて黙ったままだ。


『なにかな?』


「レーザー光線が実践配備されたのは、2014年夏。12ヶ月間の試験配備として米軍の揚陸艦”ポンス”に搭載された」

あろま・・・、なにを」

『は?……そんな昔からあったのか』


 目を丸くするミカ、意外と食いつく陽一。あろまは、かまわず言いたいこと続ける。


「レーザー兵器の説明サイトから抜粋、四捨五入してる。当たり前にレーザーに狙われてるっていってる。けどこれは、珍奇なことと理解すべき」


 そう前置きして、次々アイデバイスに流れ込む知識を披露する。


「レーザー兵器。当時の正式名は”指向性エネルギー兵器及び電気兵器システム(DE&EWS)”という。制御プログラムの名は”LaWS”」

「ロウズ?」


 理解できない部分は他サイト情報と照らし合わせて、ときに要約しときに付加し、不足は想像で補って、噛み砕いて話すあろま。少なくとも本人は、分かりやすく解釈しているつもりのようだ。”四捨五入”は伊達じゃなさそうだ。


「レーザーには、スラブ固体や自由電子レーザーなどがある。違いの説明は面倒なのではぶく。”LaWS”はファイバー固体レーザーを採用。試射では、6本の溶接用レーザーを束ねて、33kWのエネルギーでドローンを撃墜。パワーが高くなればどんな金属でも貫通できる。100kWあれば、理論上、巡行ミサイルも撃ち落とせる」

『ほーう。もう実用レベルじゃないか。知らなかったな』

「艦に搭載しなきゃ使えないの? レーザーってそんな大型兵器だったの」


 あろまはうなづく。ガスマスクごしにも、ヒット性のツッコミを受けたことで、満足した様子がうかがえる。くぐもった声で話しを続行。


「艦船搭載の大型兵器だったけど、近年、小型化には成功してる。けど国家の体をなさない国ばかりで、戦争など起こりえない。無用の白兵兵器だと揶揄され……」

「ちょっと待って。ミサイル迎撃に造られた兵器なんでしょ? 爆弾を破壊するくらい威力があるなら、レーザーだってお高いんじゃ? こんなバンバン撃てるものなの?」

「大丈夫。ミサイルは1発数十万~数百万ドルかかる。対してレーザーの発射コストは、1ドル未満だそう。スマホのソーラーバッテリーで賄えるレベルは、圧倒的に費用対効果が高い。艦の補助兵器から主力兵器へ移行するまで時間はかからなかった。いっぽうで人間が持てるサイズまでの小型には、かなりの年月がかかってる。売れる見込みがないから、物好きによる試作品が数丁にとどまった。たぶん敵が持っているのがそれ。タカシロセイヤの後ろには相当な組織が控えている」


 ふふんっと息を切って胸を張った。話はこれで終わりのようである。

 あろまはアロマ香炉インセンスバナーをいじる。講壇の演客が壇上の水で喉を潤すように、ガスマスクのあご部分を少し開いて発生する香りを吸いこむ。想定以上にゴミのニオイがキツい。香りは台無し。ごほごほ咳きこんだ。逃げ場のない汚臭がマスク内に充満。苦し気に喉を抑える。


「あ、あろまっ」

「だ、だいじょぶ…………なわけあるかっ!」


 香焚かおりびあろま・・・は、ガスマスクを脱ぐと、地面にたたきつけた。


「しゃらくせー!!」

『どうした? 人格が変わったぞ!』


 平坦で抑揚のない話しぶりが一転。少女は、荒くれ者のように息巻いた。突然の変調。陽一も驚きの声をあげた。ミカは、なんでもないことのように、香焚かおりびあろま・・・をあやしつける。


「ああ。変なニオイを嗅いだから。この子、香りでしか感情コントロールできないんだよ。ほら、マスクをつけて」

「がー! 臭いのがなんだ!こんな息苦しいの、つけてられっかっつーの!」


 パチパチパチ。

 2頭身半の陽一が、寸足らずの手で拍手する。


『ありがとう。いろいろあるんだなキミも。どこからの情報か知らないが、ためになるうんちくだった。オレは、レーザーの存在をあまり深く考えてこなかった。すでにあるものだと思っていたんだな。勉強になった。ネタにもなる。次作の参考とさせてもらおう』

「ほんと面白い話だったよ。でもあろま、何が言いたかったの?」

「ああん? わからねーのかよ!? ミカがトロイのは身体だけにしとけ!」


 ふうーっとため息を吐いて、腰に手をあてる。出来の悪い子弟をもつと苦労する、そんな態度で人差し指をたてた。


「言いたいのは、いまの攻撃は変ってことだ。ぜったいに変なんだぜ!」

「いや、話がつながらないけど。変なのはお前のほうだろう、ミニサイズ」


 ツッコんだのは消沈中のごうだった。あろまはジト目で睨み返す。


「んぁ?落ち込んでんじゃなかったのか?」

「落ち込んでて悪かったな?はっきりさせないと気が済まない性格なだけだ。変なのはお前のほうだが……なにが変だって」

「知りたいか? 知りたいよなあ? どーすっかなー」

「早く言えよ」

「まぁいい。変だという理由は二つある」

「二つ?」


 隙間から首だけだしたごうは、豹変したあろま・・・をまじまじと見る。ベースは一緒だが、目も口元も、傲慢につり上がってる。

 ミカは眼をしばたたかせた。陽一は我知らず口をつぐみ、成熟不足の女子高生の言動を待っている。全員が、話に引き込まれていた。


「ひとぉーつ! 的を外しすぎるってことだ。このスナイパーは腕がいいんだろ。警察が二つ名をつけるほどだからな、腕が立たないってこたぁないはずだ。それにしちゃあ、なのに狙いが雑すぎる。何度も何度も外しやがる。自販機狙いっていうんなら分かるが、別の意図があるんあじゃねーか。そう考えるのが自然だと私は考えたわけだ」

「なるほど。陽い……、俺のよけ方が神がかってたわけじゃないのか」


 ごうは、”陽一の警報”という言葉をぐっと飲み込んで、そういった。


「ふたぁーつ! レーザーの減衰が急激すぎだ。最初の数発以降、威力が弱まったと感じなかったか。距離があいたからってのはあるが、にしても急激だ。殺傷力はあるようだが、威力が微妙だ。エネルギーを抑えている、それか、わざと遠くから狙ってるじゃねーかと、思ったわけだ。どーだ?」

「エコして数で推す作戦だとかっていうなら、私にもわかる。けどあろま。遠くっていうのは?」

『自分のほうから離れて距離をとって、当たりにくくしているという意味か。バカな』


 後者の説を陽一が一蹴。離れるのは、理屈が通らない。


「私もそう思う。だからこそ変だっつってんだ。なにかが引っかかる」

「何がひっかかるの?」

「それはその……引っかかるから引っかかるって言ってんだよ」

「単に思いつきってことか。頭がよさそうで肝心なところは丸投げ。はぁ……」

「ため息なんかつくなっ! バカミカ」

「バカってなに。ほらマスクつけて。いつものあろまに戻ってくれないかな」

「るせー、こんな窮屈なの……ごもごも……」


 ガスマスクを無理やりかぶせるミカ・アレン。抵抗する香焚かおりびあろま・・・。騒がしい攻防を他所に、ごうだけはじっと考えていた。言葉を思いつくまま、並べていく。


「距離、威力減衰、連発、反射射撃……足止め……目的が陽一の消失……」

「紅葉山くん? うわっ、足、足元!」


 どうにかマスクを被せがミカが、ごうをみてびっくりする。ネズミだ。育ちのよさげなドブネズミが、ごうの履く安全靴を、ガリガリかじっているのだ。ごうは、それに気がついてない。ミカの指摘も耳に入らない様子で、悶々、言葉をループさせてる。


「距離、遠く、いや遠くじゃなくて、遠回りだとししたら・・・そんな、まさか」

「ゴウ?」


 平常に戻ったあろまが首をかしげると、ごうはいきなり声を荒げた。


「……みんなここから出ろ! こいつは罠だ。」

「罠って」

「俺たちは逃げのびてきたんじゃない。初めからここに誘いこまれたんだ。ヤツは陽一を消すため、丸ごと焼くつもりだ。デカい一撃が来るぞ!! 逃げろ!!」



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