いつかの「篝火」を求めて

連載作品ながら続きはない。しかしこの始まりこそが終わりなのかもしれない。
時代は変われど人は生きる。人間という生物がいる限り、そこに生は有り続ける。常を認識できなくなっても、歴史が知っているから。
作品世界に何が起きたかはわからない。謎のままである。食を共にし、歴史の一端を見た。ただそれだけだ。それだけが、幸せなのかもしれない。