第17話元気が出る歌

「13番目の魔女」

その言葉が、頭から離れない――気づいたら、金魚に餌をやれてた

「おお、私やるぅ」


「お嬢様どうかしたんですか」

「うん、ちょっとね」


13、日本ここでは特に何の意味もないが、、、アメリカ《西洋なら》

――裏切り者、、、不幸、、、不吉の象徴


「お嬢様ーーそういうときは、ぎゅーー」

押し倒される、女の子の使用人二人に

「お、、重い」「へへ~ん、鍛えてますから」


「だてに毎日、飯食ってないんですーーお嬢様」

やせようとしてる女の子からしたら、怒られかねない発言だが

ーー飢えて死ぬ、それもあり得るこの社会なら誉め言葉だ

「人間笑わないと」そっと中庭のほうを見るとーー中庭の後ろにある

厨房で、料理人が大声で歌っている――せっかくだからいってみる

「おす、お嬢おはようっす」「きひひひ、飯はまだできんよ~」


――料理を作りながら、大声で阿国のリズムを歌ってる

ほぼ鼻歌に近い、、、というか、鼻歌を大声で歌っているようなそんな感じ


――でも、元気が出た、、よしやるぞ

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