第16話13番目の魔女

「なんで、、、どういうこと、、、私何か悪いことしたの

ねぇ、教えて、何か知ってるの?私の過去を」

首をひねる男の子


「性格、名前の読み方、許嫁との関係性、それすべてが変わっているからねぇ~

一概に言えないけど、、、ああ、死んだ理由が自殺って夢見ただろ

あれは、未来の君の可能性の一つ、俺につながる未来とは違う、な


過去の君は――自殺じゃない、他殺ある意味、、、自業自得、、、因果は巡る

巡り巡って、5分の過ち十の悪報

からからころころ、首のねぇしたいの主は、さがしもせずに今日もどこかでざんばら髪をたなびかせ、くるくるくるりと宙を漂う


ーーいつ終わるのか転生したらだよ、誰にだ、水雲裕、お前さんだよ

俺はただの観測者、舞台に立てない演劇役者ーー日の目をあぶるかどうかは風の吹くまま

お前さんらの選択肢の果て先、役はあるのか、ないのかーーくくっ、今度はお互い

最高の未来で会えるといいな、じゃあな」


ーーわからないことだらけだ、混乱するーーそれなのに、、、なぜか涙が止まらない、哀しくてじゃない、うれしくて

なんで、、、どういうこと、、、初めてあったはずなのに、どうして

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