第14話怖い、逃げ出したい

久々に悪夢を見た――ぼろい小屋の中で、人魚の斑点ができ

やせ衰えていく――未来の自分の姿

「うわああああああああああああああ」

びくっ

うたたねをしていた、乳母を起こしてしまう

「すいません、あさつゆさん起こしてごめんなさい」

ーー汗ぐっしょりだ、、、夢というか予知夢


このままではこうなりますよーーということだろうか、なら

尚のこと「金魚」を好きにならないと


「き、、、金魚さん、、、ほーらーえさですよ、、、怖くない、怖くない」

最後の整理は8割自分に言い聞かせてた


だが、まだだーーまだ、金魚を好きになるために、金魚を好きだった友人を思い出してみよう

あれは、縁日でーーポイでやたらと金魚を好きになる人がいて

確かその人の対処法が

ーー警戒を解く、自分の子と思い大事にする、だ



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