★カップルキャラに30の質問
ジャーヴィス&リーザ編(前半Q1~Q15)
昔『WEB小説カップルに30の質問』というのを使わせて頂いて回答したものです。
できれば、「ロワールハイネス号の船鐘・第4話読了済」が推奨です。
(若干のネタバレがあるため)
少し長いので、前半(Q1~15)、後半(Q16~30)に分けます。
【1】お二人のお名前と小説の題名、カテゴリをどうぞ
ジャーヴィス
「私はヴィラード・ジャーヴィス。作品タイトルは『ロワールハイネス号の
リーザ
「リーザ・マリエステルと申します。…以下同文」
ジャーヴィス
「以下同文って……」
リーザ
「あなたと同じなんだから、二度も言わなくていいでしょ。しつこいのは嫌われるわよ。ジャーヴィス」
ジャーヴィス
「嫌われるって……誰に?」
【2】お二人の知り合った経緯、元々の関係は?
ジャーヴィス
「彼女とはエルシーア王立海軍士官学校の同期で学友だ」
リーザ
「そうだったわよね。(にっこり微笑して)『提督』さん」
ジャーヴィス
「……! そ、その渾名で私を呼ぶなっ!」
リーザ
「ジャーヴィスってすごいのよ~。私の在籍した4期生の中で卒業まで首席だったの。ま、私達の『出会い』が気になる人は、外伝があるからそっちを読んでみて下さいね」 ※ティーカップとパンケーキ(参照)
【3】お二人の年の差、身長の差はどのくらいですか?
リーザ
「私の方が一つ年上なの。……なんかショック」
ジャーヴィス
「そっ、それはどうして?私は君の方が年上でも…その、大して気にならないが」
リーザ
「身長差は15センチぐらいね。そんなにあったんだ。ブーツのヒールのせいでよくわからなかったけど」
ジャーヴィス
「船の甲板はよく傾斜するから、あまりヒ-ルの高い靴ははかない方がいいぞ」
リーザ
「やーね。まるで私がシークレットブーツはいてるみたいじゃない!ヒールったって5センチぐらいでしょ。ほら、見て!」
【5】それぞれ第一印象を教えてください。
ジャーヴィス
「第一印象……。すごい女性がいたものだと思った。まさか4期生首席の座を、三ヵ月前に志願入学してきた女性に蹴落とされるなんて思わないからな」
リーザ
「私はね、クラスメイトが噂していた通りの人だと思ったわ。愛想が悪くて近寄りがたいでしょ。興味があるのは勉強だけ、っていう雰囲気。あんまり笑わないから、心が冷たそうな人……」
ジャーヴィス
「昔(士官学校時代に)言ったことを、そっくりそのまま繰り返さなくても……」
リーザ「すごいでしょー。私、記憶力だけは自信があるの♡」
【6】告白したのはどちらですか? どんなセリフでしたか?
リーザ
「私が告白しちゃったのよね。(本編第4話)でも本当は、ジャーヴィスに言って欲しかったなぁ」
ジャーヴィス
「やっぱりあれって、『告白』だったのか」
リーザ
「そっ、そうよ。それ以外何があるっていうの?」
ジャーヴィス
「いや、あの時君は私の上官だったから、『必ず私の所へ帰ってきなさい』と言われるのは…まあ、当然だったかなと」
リーザ
「わっ、それを言わないでよ。恥ずかしい……!」
ジャーヴィス
「私も自慢じゃないが、記憶力だけは自信があるんだ」
【6】それを言った時のお気持ち、聞いた時のお気持ちは?
ジャーヴィス
「正直に言うが、本当に彼女はずるいと思った。私が正当な命令に逆らう事ができないと知ってて、あんなことを命じるんだから」
リーザ
「なによ。ジャーヴィスったら、自分の部下(ロワール号の水兵達)の面倒を私に押し付けた挙げ句、事情を説明することすら忘れて、そのまま海賊退治に出かけようとしたの。ひどいでしょ?
だから…あれはそう、勢いよ。勢いで文句と一緒に言っちゃったわ」
【7】ぶっちゃけ、他に一番好きな人がいたりしませんか?
ジャーヴィス
「今は君だけだ。リーザ」
リーザ「……」
ジャーヴィス
「なっ、なんだろうな。この沈黙は」(汗)
リーザ
「今は、ということは、昔は誰かいたのね」
ジャーヴィス
「そっ、それは……ほら、子供の頃には誰しも年上の女性に憧れを抱く事は無きにしもあらずじゃないか」
リーザ
「そうか、年上好きは元々か」
ジャーヴィス「うっ! じゃあ、そういう君はどうなんだ?」
リーザ
「軍服萌えとしては、海軍に在籍している以上、素敵な上官に憧れる事がなかったといえば嘘になるわ」
ジャーヴィス
「そ、そうか……。やっぱり、いて当然だな……」
リーザ
「いやぁね。もうー。言ったことをすぐマトモに受け取るんだから。私にとっての『上官』はあなたしかいないでしょ? ジャーヴィス艦長♡」
【8】彼、彼女の性格で好きなところはどこですか?
ジャーヴィス
「さっぱりとしている所。行動に迷いが無く、機知に富んでいる所とか」
リーザ
「基本かもしれないけれど、物事に対して何事も真剣に取り組み、頼りがいがある所」
【9】彼、彼女の性格で嫌いなところはどこですか?
リーザ
「真面目すぎるのも問題なのよね~。もっとフィーリングで行動してもいいのに、ジャーヴィスって何をするのも理屈をこねたがるの」
ジャーヴィス
「私は……ちょっと彼女が強引な所か。彼女の方が昇進が早かったから、何でも一人で決めてしまう癖がついたんだと思うのだが」
リーザ
「あら、そうだったの。ごめんなさい。これからはあなたに相談するようにするわ」
ジャーヴィス
「頼むから、塩辛を船に備蓄する時はいってくれ。あんな毒々しい色と臭いなんだ。どんなに美味でも、私は賞味期限切れだと思って廃棄処分にするぞ」
【10】彼、彼女の外見(仕草や癖を含め)で好き嫌いはありますか?
リーザ
「男の人って、女の子と話す時と、男友人とかと話す時で見せる表情が違うと思うの。グラヴェール艦長やシルフィード航海長なんかと話している時、大口開けて笑ってたりして。
私、あまりそういうジャーヴィスを二人きりの時で見た事がなかったから、ちょっと寂しかったわ」
ジャーヴィス
「いや……私は別にそんなつもりじゃなかったんだが。ええと、私は月並みだが、彼女のくっきりとしたカーディナルレッドの瞳だ。見つめられると……やけにどきどきしてしまう」
リーザ
「うふふー、見つめて欲しいのなら、いくらでも見つめてあ・げ・る」
【11】お互いの理想には近いですか、遠いですか?
リーザ
「料理と仕事ができる。私にはもったいない人よ。彼は」
ジャーヴィス
「理想というか、彼女は私の憧れの……ひとだった。彼女に出会えて本当に良かったと思っている」
【12】お付き合いはどのくらい続いていますか?
ジャーヴィス
「士官学校の時出会ったのが、私が十七の時だったから、もうかれこれ十年か?」
リーザ
「えっ!? 私達その頃から付き合ってた!?」
ジャーヴィス
「えっ……。ち、違うのか!?」
リーザ
「当然じゃない。最初はお友達だったんだから。その頃から勘定するのはおかしいわよ」
【13】初デートはどこでしたか? どうでした?
リーザ
「でも……あれってやっぱりデートかしら(笑)。お友達になりましょうねって、お話したその日のうちに、<西区>の骨董街に二人で出かけて、アンティークのティーカップを買ってもらったから」
ジャーヴィス
「だったら、やっぱりいいんじゃないか。我々の付き合いは十年で」
リーザ
「でも最初は、やっぱりお友達としてあなたを見ていたわ」
【14】初キスはどこでですか? どうでした?
リーザ
「これもいきあたりばったりで、やっちゃったわね。軍港の突堤で」
ジャーヴィス
「まさかそんなことをされるとは思わなかった」
リーザ
「私もするつもりじゃなかったけど、でもあなたに私の気持ちを伝えたかったのよ。ただそれだけよ」
【15】ぶっちゃけどこまで行ってますか?
リーザ
「私達、新婚です~。そんな私達にどこまでって、野暮な質問はやめて欲しいわ。ねぇ、ヴィラード?」
ジャーヴィス
「わっ、私に振るのはやめてくれ」(真っ赤)
・・・後半【16~30】へ続きます。
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