第17話 たらちねの父

 ちわっす、あたいだよ。


 やっと一話平均10PVになったわ。まあ、これでダメなりに体裁が整ったって感じ。でも、書けば書くほど読者は減るもんだから、ここが、頂点かもね。それよか、有頂天かもね。


 テレビで話題になった『妻に捧げた1778話』。あたい、欲しかったの。でも、本やくらぶでいっくら検索しても出てこないの。そしたら、著者が半村良先生じゃなくて眉村卓先生だったのよ。『戦国自衛隊』じゃなくて『なぞの転校生』ということ。NHKの少年ドラマシリーズよ。知らないわよね。あたいも知らないよ。勉強しただけ。勉強家だから。


 ちっちゃい時かな? テレビで映画『戦国自衛隊』、千葉真一主演のほうね。福井晴敏がリライトしたのが原作じゃないほう。あれをやってたんで、ついうっかり観ちゃったの。そしたら、叛乱を起こした渡瀬恒彦と、まだ頭髪があった幸楽のご主人、角野卓造じゃなくねーよ、ともう一人くらいが、戦国の村々で乱暴狼藉、略奪強姦するの。女性の股間にボカシというか白線をグチャグチャっと描いたものがあったわ。あたいにはあまりに刺激すぎて、翌日から高熱出して寝込んだわよ。だから、『戦国自衛隊』は二度と観ないし、小説も読まないの。でも半村先生の伝奇小説には興味があったので、本やくらぶで注文したわ。でも、肝心の『妻に捧げた1778話』はなんと品切れ。ちゃんと仕事やれよ。ららぽーと横浜の紀伊国屋書店さんで買っちまうぞ!


 今日は母の日ね。あたいは贈る人も、くれる人もいないから関係なし。あたいはねえ、イベントやお祭りが大っ嫌いなの。とにかく、興奮したくないの。禅僧のごとく平静でいたいの。元からそういうものだったけど、病気してからますますそうなっていったわね。下手に興奮して、アドレナリンやセロトニンがドバドバ出ちゃうと、まずいことになるのよ。


 穏やかに何事もなく暮らしたい


 ああ、ちなみに父の日にお贈る相手はしぶとく生存してるけど、絶対にあげない。


 なんか、無性に喉が乾くのよ。糖尿病かって? そうよ。でも、人工透析になりたくないから、毎月、イヤイヤ内科に行くのよ。もう、最悪な病院なんだけど、あたいは簡単に病院を変われない立場だから、ジッと我慢しているの。新任さんが来たら、相談するけど、その前に、新任さんと戦う羽目になるかもしれないわ。下手に勝っちゃうとさあ、最悪の場合、あたいはホームレスになっちゃうかも。そしたら、もう、雑文は書けないね。残念。

 

 喉が乾く原因は、空気の乾燥よ。今の時期って、こんなに湿度低かったっけ? 喉も渇くけど、お肌も乾くから、イヤ。あたいは敏感・乾燥肌でアトピー性皮膚炎持ちだからこの状態は危険。スキンケアが大事なんだけど面倒なのよね。「肌は女の命」って言うけど、保湿度の高い化粧水バシャバシャお使い。だいたいねえ美人に生まれると若いときに手を抜くから綾小路きみまろが面白く感じるようになる、中高年になると一気にツケが回って、美少女の面影が消えちゃうの。美人でない人は若いうちから努力するから、年取ってもそれなりに見える。気は抜かない方がいいわ。あたいみたいに……なんだっけ?

 はい、さようなら。 

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