第42話 目覚めた男

 

 四十二



 ん? ここは、どこだ?


 ああ、そうか。あのクソ生意気な小娘にやられて、回復するのに寝たんだっけか。

 何だか寝過ぎたせいか、あの小娘の事はどうでもいい気がして来た。


 それよりも、ここが何処か……だが、洞窟か? それにしては魔力に満ち溢れてやがる。いや、俺様の身体から発せられた魔力が空間に充満してやがるのか。どうやら力は完全に回復した様だ。


 とりあえず、ここを出るか。どれだけ俺様が眠ってたかは分かんねぇが、先ずは世界がどんな風になってるかが気になる。


 世界を俺様の支配下に置く前に、今の世界がどうなってるかを知る事は大切だ。何せ、俺様を変な森に閉じ込めた様な奴が居るかもしれねぇからな。

 世界を支配するのは、それらを調べてからでも遅くは無い。



「さて、と。出口は……あっちか。ん? 服を着てねぇじゃねぇか。まぁいい、初めて出会った奴から奪うか。男なら、だがな。女だったら……この身体での具合いを確かめるとするか」



 どれだけ寝てたのかは分かんねぇが、完全に力が馴染んでるのが分かる。意識せずとも人間の身体形態を維持出来るんだからなぁ。


 俺様は迷宮じみた洞窟を外へと向かって進む。何故かは分かんねぇが、正解のルートが分かる。これも、俺様が取り込んだ龍の力による物かもしれねぇな。


 程なくして、俺様は人間と出会った。装備してる物を見るに、冒険者と呼ばれる者達か。

 そいつらは、男女合わせて三人のパーティだった。



「お、お前! ダンジョンの中で裸でどうした!? くそっ! まだ発見されて間も無いこの『トキオダンジョン』でも冒険者狩りがあるのか……! とりあえず俺の服を貸してやるから、それを着るんだ。幸い、ここは地下三階層だし、地上は直ぐそこだ。俺たちが送って行ってやる」



 恐らくリーダーだろうが、みすぼらしい鎧に身を包んだ男が、背中に背負ったリュックから服を出し、それを俺様に渡しながらそう言いやがった。殺して服を奪うつもりだったが、まぁいい。殺すのはいつでも出来るし、世界を知る為にも弱者を演じるのも一つの手だ。


 と言うか、ダンジョンだったのか、ここは。



「は、早く着てよね! い、いつまでもブラブラさせてないで……!」


「……すまねぇな。汚ねぇもん見せちまってよぉ」



 背中に大剣を装備した、身の丈2mはあるゴリラ女が不細工な顔で俺様にそう叫ぶ。先ずはてめぇの顔を直してから照れやがれと言いたい。

 だいたい、見たくねぇって雰囲気出しながらガン見してんじゃねぇよ! 見られても減るもんじゃねぇから構わねぇが、てめぇの顔で照れるとか有り得ねぇだろ。人間じゃねぇんだからなぁ。


 そう思ってみた所で、一度弱者を演じようとした以上俺様はそれに殉じる。またあのふざけた森に閉じ込められたらたまらねぇからな。


「それで、君の名は何と言うんだ? あぁ、俺が先に名乗るのが礼儀だな。俺の名は『トール』。どこかの国の雷神みたいに強くなれって付けられたらしいが、当然俺はそんなに強くない。一応このパーティのリーダーを任されてる。パーティ名は『青天の霹靂』って付けたんだが、理由は、青空に突然鳴り響く雷鳴の様に世界に轟く冒険者になろうぜって願いを込めたんだ。それで、君の名は?」



 みすぼらしい鎧のリーダーはトールと言うらしい。

 俺様の記憶が確かならばだが、トールとはかつての世界の北欧神話に出て来る、雷神とか戦神とかの名だった筈だ。どこかの国って言ってやがるから、この世界でも雷神として崇められてるみたいだな。

 しかし、こんなみすぼらしい男が、また随分と大それた名前を付けられたもんだな。くだらな過ぎて反吐が出そうだぜ。


 だが、弱者を演じる以上、俺様も名乗らない訳にも行くまい。



「おれさ……俺の名前は『』って名前だ。由来は分からないけど、親の付けた名前だから誇りに思ってる。それと、俺を助けてくれてありがとう。恩に着るよ」



 弱者過ぎず、駆け出しの冒険者っぽい自己紹介が出来たと思うが、コイツらには通じただろうか。



「そうか。君の名はベリアスと言うのか。大昔、この国を襲ったっていう魔王みたいな名前だな。あぁ、ごめん! そういうつもりで言ったんじゃないんだ。気を悪くしたなら謝る。しかし災難だったな。このトキオに、若手を狙った悪質な冒険者がまだ居たなんて。トキオに戻ったら、ギルドに報告しとくか……」


「魔王? ああ、気にしてないから大丈夫だ。それよりも、トールのパーティメンバーを紹介してくれよ。助けられたんだから、ちゃんと名前を知っておきたいからな。こういうのってアレだろ? お礼とかした方が良いんだろ?」



 駆け出しの冒険者として通じた様だが、そうか……昔、俺様が襲ったのはこの国だったのか。しかも、名前まで伝わってやがる。調子に乗ってゴミ共を殺しまくってたから、もしかすると「ベリアル様に滅ぼされるのを光栄に思え」などと叫んでいたかもしれねぇな。


 ……認めたくない物だな、若さ故の過ちというのは。


 昔、こんなセリフを言った奴が居た気がするが、俺様の気のせいという事にしておく。



「そうだった。俺だけ自己紹介するのもアレだし、仲間を紹介するよ。俺の隣に居るゴリ……可憐な女性の名は『グレタ』って言って、見ての通り【重剣士】だ。それと、俺とグレタの後ろに隠れてる奴は『リメル』って名前で【神官】だ。まぁ、回復要員だな。それで俺の名前はトールってのは言ったが、ジョブは【戦闘士バトルマスター】だ」


「ありがとう。俺も改めて自己紹介するが、名前はベリアス。ジョブ? あぁ、職業の事か。……ジョブは【魔術師】で良いか……。パーティメンバーは……良く分からん」


「良く分からんって……。つまり、パーティを組む段階でベリアスを騙す計画だった訳か。どんな奴らだった? ギルドに報告して、何としても捕まえないと、次の犠牲者が出てしまう」



 ……めんどくせぇ奴だな。やっぱ、殺しちまうか?



「ちょっと待ちなよ、トール。あたしはベリアスを騙した連中は既に死んでると思うわ。あたし達がダンジョンに入ったのは今朝よね? 地下三階層のここに来るまで、何人かの冒険者だったを見付けたけど、その内のどれかがベリアスを襲った連中だと思う」



 ゴリラ……グレタって言ったっけか? そのグレタが気の利いた事をしたり顔で説明した。顔はともかく、俺様の役に立つじゃねぇか。辛うじて人間という事に格上げしてやろう。



「そ、そう言えば、ま、魔術師の装備品が壊れた状態で落ちてました!」



 リメルという小柄な女の神官が、グレタの推測に信憑性という名のスパイスを加えた。ナイスアシストだぜ、リメル。俺様の愛人候補にしてやろう。……その内だが。



「それも、そうか。ベリアスはまだ駆け出しの魔術師に見えるから、そのベリアスから物を奪う連中もやはり駆け出しから卒業したばかりのひよっこか……。だけど、襲った奴らが死んだとしてもギルドには報告しておこう。じゃないと、悪い考えを持つ者が後を絶たないからな」


「……それは任せる。それよりも、早くここから連れ出してくれ。こんな恐ろしい所は、もう懲りごりだ」


「分かった。良いか? くれぐれも俺たちから離れるなよ? いくら魔物の弱い地下三階層とは言え、ダンジョンはとても危険だ。特に、ベリアスみたいな駆け出し冒険者が直ぐに殺られる。それじゃ、戻るぞ!」



 くだらないやり取りを終え、俺様はようやくダンジョンの外へと出る事が出来た。

 ちなみにだが、出て来た魔物はゴブリンと呼ばれる小鬼が数匹と、豚面が特徴のオークが二匹だけだった。どちらもトールとグレタの二人で瞬殺していた。



「草ばっかりでつまんねぇ景色だなぁ」



 ダンジョンを出た所で、思わずその言葉が口をついて出た。仕方ねぇだろ? 草が生えてる以外、何にも見えねぇんだから。遠くの方に山が見えてるのと、トキオって街がこじんまりと見えてるだけだ。

 これなら、俺様が閉じ込められた森の方がまだマシだったぜ。



「ん? 何か言ったか?」


「いや、何も言ってない」



 ダンジョンから出た所で呟いた俺様に、トールはそう聞いて来た。かなりの小声だった筈だが、聞こえるとは地獄耳だな。



「おかしいな……。今朝まで居た『シュテン』の姿が見えない。マキトさんとどこか出掛けたのか? 門番なのに出掛けるってのも変な話だけど……」


「シュテンだって生きてるんだから、移動する事くらいあるでしょ! トールって、本当に頭が固いわよね」


「け、喧嘩はダメです、二人とも!」


「リメル、負けるのは俺だから喧嘩なんてしないぞ?」



 どうやら、俺様が眠っていたダンジョンにはシュテンという名の門番が居るらしい。あの小娘の仲間にもそんな名前の鬼が居たが、まぁ人違いだろう。……鬼違いか?



「どうでもいいけど、早く行かないと夜になるぞ?」


「おっと、そうだな。今はだいたい昼過ぎくらいだから、トキオに着くのは夕暮れくらいだな。トキオ草原にほとんど魔物は居ないが、たまに野盗の類が出没するから気を抜くなよ?」


「野盗なんざ、あたしの大剣でたたっ斬ってやるわ!」


「ぐ、グレタ姉さんに勝てる野盗は居ないですもんね!」



 コイツらはボケてるのだろうか? それとも素か?

 俺様が促さなかったら、いつまでもくだらねぇ話をしてそうだ。やっぱ、殺しちまった方が良かったぜ。



 俺様たちはようやくダンジョンの入口から移動を始め、草原を抜けた先にある街道を通ってトキオへと向かった。

 街道をしばらく進むと景色が変わり、街道脇には広大な田畑が広がってやがった。その田畑じゃ、騎士に見守られた農家のジジババ共がせっせと農作業をしてやがる。長閑な景色と言えば伝わるのか? 


 そんなくだらねぇ景色を横目で見ながら進んだ先に、トキオは在った。



「ベリアス、身分を証明する物……ギルドカードか市民証などは持ってるか……と聞いても、裸だったんだから何も持ってないよな。時間は掛かるが、守衛所に行って入街審査を受けるしかないな」



 入街手続きを待つゴミ共の列をうんざりしながら見てたら、トールがそんな事を聞いて来やがった。


 身分証明、だと? そんなもん、この世界になってから一度たりとも作った事はねぇし、当然使った事も無い。それに、どれだけ森に閉じ込められてたかは分からねぇが、俺様がこの国を襲った時に身分証を作ってたとしても、そんな昔の物が通じる筈もねぇ。大人しく入街審査ってやつを受けるぜ。



「入街審査って、何をやるんだ?」


「なに、簡単な事さ。魔力量を調べて、名前を調べて、トキオに該当する名前がある筈だからそれで終わりだ。ベリアスはトキオ出身……じゃないかもしれないが、冒険者として活動してたのならば、それだけで審査は済むはずだ」



 ……何だと?



「それとも、ベリアスはまさかの魔物だったって言うなら話は変わるけど、そんな事はないだろ?」


「あ、ああ……」



 めんどくせぇ事になって来やがった。この街を破壊するなんざ容易い。だが、それをやっちまうと、俺様はまたあの森に閉じ込められるかもしれねぇ。それだけは勘弁ならねぇ。

 トール達を殺して逃げるってのも悪手だ。何より、公衆の面前で殺っちまうと、見てるゴミ共まで殺らなきゃならん。それをやっちまうと、またあの森に閉じ込められる可能性大だ。


 ならば、俺様がやる事は一つだけだ。入街審査を行う守衛だか審査官だかを、俺様が吸収した力で洗脳する。


 但し、洗脳するにも、幾つかの条件がある。

 一つ目となる洗脳法は、デーモンロードの力を使って行う物だ。俺様と相手が目を見つめ合い、幾つかのキーとなる言葉を発した後、魔力を同調させて行う。この洗脳法の優れた点は、洗脳した事がバレない事と、穏便に済ます事が出来る事だ。だが、正直言ってめんどくせぇ。だいたい、相手の目を見つめてって……相手が女ならまだ許せるが、野郎とはお断りだ。気持ち悪い。


 そこで今回俺様が行う洗脳法は、龍の威圧を使った物だ。誰かが見てる前でやれば、先ず間違いなくバレるだろうが、上手い事審査官と二人きりになれりゃあ圧倒的に楽だ。何せ、威圧で気絶させて、更に神通力で強制的に記憶を改竄する洗脳だからな。



「問題ない。さっさと審査とやらを済まそう」


「じゃあ、俺とベリアスの二人で行ってくるから、グレタとリメルは先にトキオに入り、ギルドで待っててくれ。あの門の脇にある建物だ、ベリアス。さぁ行こうか」


「……ああ」



 入街手続きの列に並ぶグレタとリメルに見送られ、俺様とトールは守衛所の扉を抜けた。

 守衛所の中は意外と広く、奥の方にカウンター席が幾つか有り、どうやらそのカウンターで審査を行う様だ。カウンター脇には奥へと続く通路が見えてるから、トイレがあるならば恐らくその先だろう。



「お! トールじゃないか、久しぶりだな! で、お前がここに来るなんてどうした?」


「カイトも久しぶりだな。元気でやってるか? 今日来たのは他でも無い、ベリアスの入街審査をしてもらう為だ。ベリアスはダンジョンで全てを奪われたらしくてな、裸で居る所を俺たちのパーティで保護したって訳さ。それでトキオまで送って来たんだが、裸という事は当然身分証などは全て失ったって事だから、入街審査が必要だろ? そういう事だ」


「なるほど。ベリアス……君だっけ。災難だったね、全てを奪われるなんて。じゃあ、そこのカウンター席に着いてくれ。なに、すぐ終わるから大丈夫さ。君が野盗みたいな犯罪者や魔物じゃ無ければね! 俺は用事があるから、後はイーバに任せる。それじゃトール、飲み屋にツケは払えよ? またな!」


「うるさい! 早く行けっ! ……またな」



 トールとカイトとかいう奴の会話が終わった後、俺様の審査がようやく始まる様だ。親友だか何だか知らねぇが、仲良く話す姿に勇利の野郎を思い出しちまった。

 まぁ、あの時アイツは死んだ筈だから会う事は無いだろうが、アイツの顔を思い出す度にムカついて来やがる。

 それでも、いつかは懐かしい気分になるのだろうか。千年以上経ってもムカつくから、それはねぇな。



「それじゃ、ベリアスさん。審査を始めさせていただきます。先程カイトさんも言ってましたが、私は審査を務めさせていただく『イーバ』です。よろしくお願いしますね」



 勇利の顔を思い出したせいでムカつきながらも、俺様はカウンター席へと着いた。そこで審査官のイーバが対面の席に座り、自己紹介をする。守衛というだけあって見た目はゴツイが、言葉遣いは丁寧だ。勇利の野郎もこういう態度なら可愛げもあったんだがな。



「審査の前にトイレに行きたいんだが? まさかそこら辺でする訳にもいかないからずっと我慢してたんだ……。すまないが頼む」


「何だ、ベリアス。トイレに行きたかったんなら街道脇の草むらですれば良かっただろうに」


「……言えなかったんだよ、送ってくれるトール達に悪くて」



 余計な事を言うんじゃねぇ! 本当にめんどくせぇ奴だなぁ。



「分かりました。でも、規則上一人では行かせられないので、私も同行させていただきます。それでも大丈夫ですよね?」


「問題ない。早く連れてってくれ、もう漏れそうだ」



 トールの野郎が余計な事を言ったせいで一瞬ビビったが、何とか計画は成功した。後はトイレでコイツを洗脳すれば終わりだ。


 俺様はイーバに連れられ、トイレへと入った。



「ちょっといいか? 紙が無いんだが……」


「え? 変ですねぇ。さっきは確かに有った筈なんですが……。――っ!? ベリアスさん! いったい、何……を…………」


「ほんの少しの威圧で気絶するとは。なっさけねぇ奴だな、おい。まぁいい、さっさと済ませちまおう」



 意識を集中し、神通力を発動させる。……良し。後はコイツの記憶に、俺様が同郷の奴だと思い込ませれば完了だ。


 …………。


 上手くいったか?



「おい、起きろ。起きろよ、イーバ!」


「……ハッ!? あ、あれ? 私はトイレで何を……?」


「大丈夫か、イーバ? お前、いきなりトイレで倒れたんだぞ?」


「え!? お、お前……! ベリアス、ベリアスじゃないか! 大丈夫か? せっかくトキオに出て来たのに、冒険者になった途端に身ぐるみを剥がされるなんて……」



 どうやら上手くいった様だな。後はイーバを利用して冒険者ギルドとやらに行き、そこでギルドカードを作れば俺様は身分証が出来る。これで世界を調べられるぞ。



「そうなんだよ、イーバ。だから審査は要らないだろ? トールの奴にもそう言ってくれ。それからなんだが、俺とギルドに行ってギルドカードの手続きもしてくれよ。なぁ……イーバ?」


「ああ、任せろ! まさかお前がトキオに来るとはなぁ!」



 事後改竄も完璧だ。これなら怪しまれずに済むだろう。



「トールさん。ベリアスは私の同郷の奴なんですよ。だから審査は必要ありません。それと、私とベリアスで積もる話もあるので、トールさんはもう結構ですよ?」


「はっ!? そうだったのか、ベリアス? さっきはそんな雰囲気じゃ無かった様に見えたんだが……。まぁ、正規の守衛がそう言ってるんだから大丈夫か。分かった。じゃあ今度は気を付けろよ、ベリアス?」


「ああ、気を付けるさ。……ここまで送ってくれてありがとう、トール。この礼は必ずするから、またな」



 トールの野郎は背を向けると、キザったらしく肩越しに手を上げ去っていった。もう会う事はねぇだろうが、会ったら……そん時考えるか。



「さて、それじゃ頼む、イーバ」


「任せろ!」



 こうして俺様は長い眠りから覚め、この世界を調べる為にトキオへの侵入を果たした。

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