10話あらすじ(※小説のあらすじです。本編ではありません)

あたしが惚れたのは伝道者!? 十話あらすじ


 これはまだ、あたしが自分の名前の由来も知らなかった小学生の頃の話。

 自転車で家から遠くへ行くことが楽しくて仕方がなかったあたしは、今まで行ったことがなかった場所へと一人で自転車を走らす。そんな最中、あたしは見慣れない建物を見つけてそれに近づいていくと、そこには見たことのないキャラクターの着ぐるみがいて……。

 中学校で初めて出会ったと思っていたあたしと播磨くんは、実はすでにこの時出会っていて?

(着ぐるみ少年と自転車少女)より


 小学生とはいえ、五人兄弟の長女で神社の巫女さんもしないといけない私は、毎日が忙しくて学校の放課後に友達と遊ぶ暇もない。そんな私の目の前に、自転車に乗った見覚えのない少女が現れ、私と友達になって欲しいと言ってきて……。

 わたしと神無の出会いを描いた短編。

(鷹橋さん家の長女)より


 この時はまだ、俺の両親が聖書の勉強をしていなかった頃。俺は大好きな柔道の練習に打ち込んでいたある日。同い年だからということで、俺よりもちっこくか弱そうな女子を紹介されて、それ以来同じ柔道教室で柔道をするようになっていき……。

「思えばあの時から、俺はあいつのことが気になっていたのかもな」

(とある柔道教室での小学生達)より

 

「あら~?こんにちは。もしかして、小野寺神無さんのお母さんですか?」

「ええ、そうですよ。そういうあなたは、娘と同じ学校に通っている息子さんがいる、播磨さん、でしたっけ?」

 大人の女性同士の出会いを描いた短編。この先の本編へと繋がる、主人公達を支える人物同士の語り合いも収録。

(伝道者の母と無神論者の母)より


 今回はそれぞれの主人公達の過去を描いた短編集。最初の話へと繋がる、若き日の主人公同士の出会いを描いた第十話。

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あたしが惚れたのは伝道者!? 優間長考 @Let_there_be_light

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