災害が多かったが戦争へ行く事は無かった

 悲惨な戦争があった明治や昭和と違って平成は比較的平和な時代だったと思います。もしも戦争で徴兵があったら京丁椎の年代は兵隊になっててもおかしくない世代だったね。


 ただ、三十年しか無かった割に自然災害が多かった気がしますね。京丁椎は関西人なので高校の先輩から阪神淡路大震災の現場の事を聞いたりしたなぁ。その先輩は町がエライ事になって学校どころじゃ無くなって一旦帰って来たんだけど、地震が起きた瞬間はアパートで寝てたそうです。


 寝ている先輩の顔の横へテレビがすっ飛んできて目が覚めたとか。で、布団をかぶり必死こいて身を守っているうちに揺れが収まり、窓から外を覗いてみたらそこら中で火柱が上がり、燃えまくっていたとか。


 電話もつながらず、『私、四日ほど行方不明者にカウントされてたんやでぇ』って言ったはりました。


 京丁椎は遠く離れた滋賀県なんだけど、琵琶湖の西は断層が続いているのかな? けっこう揺れました。パニックになってテレビを点けてNHKを見たら『地震があったらしいが状況が分からない』みたいな事を言ってました。で、時間が経つにつれて状況が解れば解るほど大変な事になってました。ゾッとしたなぁ。


 で、「もうあんな大地震は生きてる間に無いやろう」みたいな事を思っていたら東日本大震災。ホンマに自然災害は怖いもんです。でも、東日本大震災は原発が復興の妨げになっている気がするなぁ。自然災害は恐ろしいけれど、どうしようも出来ない物を作り出してしまった『人間』こそがこの世で一番恐ろしいものかもしれんと京丁椎は思います。


 じゃあここらで一服。平成の歌姫と言えば安室奈美恵さんのイメージ。

https://www.youtube.com/watch?v=_ws0d6xvc84

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