第49話 天使の弓と矢

晩ごはんを終えた二人は食器の片づけを二人でしていた


「もう、一人で大丈夫だって言ったのに」


咲樹はニコニコしながら言葉を述べて居た


「いえいえ、お世話になってますから、片づけ位私に遣らせて下さい」


アクルは真面目な顔で言葉を述べた


「わかった、でも洗い物終わったらアクルは先にお風呂に入りなさい」


「いえ、咲樹さんが先に」


「ダーメ、アクルが先に入るの、アクルはお客さんよ、わかった」


咲樹は子供を言い聞かせる要に言葉を述べアクルの顔を見た


「ね」


「わかりました、お風呂、お先に頂きます、でも、お風呂掃除は私に手伝わせて下さいね」


アクルは笑顔で言葉を述べた、咲樹は仕方無いと思い言葉を述べ始めた


「はー、わかった、お願いねアクル」


「はい!任せてください」


二人は洗い物を終えアクルはお風呂掃除をしにお風呂場に向かった


「さて、はじめますか」


アクルは掃除道具を手に持ちお風呂場の掃除を黙々と始めていたが、窓から少年が覗いて居た


「全くアクルお姉ちゃんは真面目に掃除して、しばらく時間が掛かるな、仕方ない待つか、それにしてもアクルお姉ちゃん可愛いな、あ、見えた」


少年はアクルが床の隅を掃除しているのを見ていて下着がチラッと見えるのに気づき何となく窓から離れずに見ていた、アクルが掃除が終るまで、アクルは掃除が終り、お風呂に湯を入れていた、アクルは脱衣徐に戻り服を脱ぎ出し準備をしていた、それに気づいたリートは慌てて離れアクルの泊まっている部屋に侵入した


「ふー、危ない所だった、さすがに覗くのは、それにしてもまだ時間が掛かりそうだな、仕方ない、どーするかな、ん」


リートはアクルが使っているベッドを見て、寝ようと思っていた


「よし寝よう、おやすみ~」


リートはアクルが使っているベッドに潜り込み、瞳を閉じ眠ることにしていた、一方アクルはなにも知らずに湯船に浸かり身体を暖めていた


「は~、お湯が気持ちい、明日は通帳を作りに銀行に行きましょ、早く学校に行きたいな~、楽しみ、フフ」


アクルが湯船に浸かり微笑んでいた、明日を楽しみに


「あ、でも」


立派な天使にならないと、皆さんの役に立てるような天使に、一方アクルがお風呂に入っている頃リートは


「アクル・・・お姉ちゃんん」


リートは寝言を言っていた、その頃咲樹は


「これで良し、後は明日」


咲樹は台所で料理をしていた、一方アクルはお風呂から出て服を着ていた


「よっと・・・・・それにしてもリートくん遅いな」


アクルは服を着ながら言葉を述べた


「矢か、どんな矢なんでしょ」


アクルは着替え終えて、咲樹の部屋に向かった、咲樹の扉の前でノックをしていた


「咲樹さん」


「ん、アクル、どうぞ」


咲樹の声が部屋の中から聞こえてきた


「失礼します、咲樹さんお風呂頂きました!開いたのでどうぞ」


「ありがとう、アクルはもう眠るの?」


咲樹はアクル言葉を述べた


「そうですね~、少し疲れましたから」


アクルは笑顔で言葉を述べた、それを見た咲樹は微笑んで言葉を述べ始めた


「アクルこれ、眠る前に使ってみて、眠り安く成るから」


咲樹はアクルに小さな香りのする小びんを渡した


「あ、良い香りですね~、これは」


アクルは小びんを見ながら咲樹に言葉を述べた


「ドライフラワーの下に香りの粒が入ってるの枕の近くに置いて眠るとぐっすり眠れると思うよ、香りも柔らかくて良い香りでしょ」


「はい!」


「アクルも早く寝なさい、疲れてるんでしょ」


「ありがとうございます咲樹さん、お言葉に甘えて、おやすみなさい」


アクルは照れ臭そうに言葉を述べた


「おやすみアクル」


「おやすみなさい」


アクルは咲樹に挨拶をして扉を閉めた、アクル自分の部屋に戻り、扉を開けたアクルはリートがベッドで寝ているのに気づかずアクルベッドの布団を捲った


「え、リートくん!」


「ん、アクルお姉ちゃん」


リートは目を開けると目の前にアクルが居るのに気づき顔を見た後アクルの胸を見ていた、ゆったりとした服を着ていたため胸元が見えていた


「・・・・・・・・・・・・・・・」


「リートくん、どうしたの」


アクルは気づかずに不思議そうにリートを見ていた


「ごめんごめん、寝ぼけてた、はは」


「そうなんだ」


「そうだ、レイヤ様から頼まれた物持ってきたよ、はい」


「ありがとうリートくん」


アクルは笑顔で微笑みながら言葉を述べながらリートの頭を撫でていた


「アクルお姉ちゃんは子供じゃあないよ」


「え、でもリートくんは年下ですし」


アクルは不思議そうに言葉を述べた


「はー、仕方ないか」


「ん?」


「それよりこれ、渡したからね」


「はい、中身は矢、何だよねリートくん」


「そうだよ」


「・・・・色々ありますね」


アクルはトランクを開けて中身を見ていた、中に小さい弓と色々な色の小さい矢が入っていた


「リートくん矢の色が違うのは効果が違うからかな?」


「ん、ホントだ色が違う、でも効果は知らないよ、それにレイヤ様に矢の事聞かれても、知ってても言っては駄目だって、まはひとつも知らないけど、多分これも」


「「試練」」


二人は言葉が重なり言葉を述べた


「レイヤ様に頑張りますと伝えて下さいリートくん」


「わかった、アクルお姉ちゃんも頑張ってね」


「はい!頑張ります」


「じゃあ、帰るの」


「はい、届けてくれてありがとうリートくん」


アクルは笑顔で微笑み言葉を述べた


「うん、またね、じゃ」


リートはアクルに言葉を述べるとさっと姿を消した


「リートくんありがとう・・・・・・そう言えばリートくんなんでベッドでおやすみしてたんでしょ、ん?」


アクルは不思議そうにベッドを見ていたが対して疑問に思わず、アクルはベッドの横に香りの小びんを開けて置きアクルはベッドに入り眠りに着いた


「ん」


朝か、良い天気ですね、そうだ、弓と矢を鞄に要れないといけませんね


「ん、良い香り」


アクルは咲樹に貰った小びんの香りを嗅いでいた


「えーと・・・これと、これと、これかな」


アクルは矢をいくつか鞄に要れていた


「良し」


アクルは弓と鞄に矢を要れ終り着替えを出していた、アクルはスカートの丈が少し身近い白色のワンピースを着ていた、アクル部屋を出てキッチンに向かうと咲樹がそこに居た


「咲樹さんおはようございます」


「おはようアクル」


「咲樹さん、今日は早めに出掛けますね、用がありまして」


「道分かる、付いていこうか」


咲樹は心配そうに言葉を述べた


「大丈夫ですよ、咲樹さん、場所は調べましたから」


アクルは曇りの無い瞳で携帯電話の画面を咲樹に見せた、咲樹は画面を見て言葉を述べた


「ん、銀行、あぁお父さんからの仕送りを入れて貰う通帳を作るのね」


「いえ、バイトをしてみようかと思いまして、作ろうと、それに有る方が便利かと」


「あぁ、その為に、道案内しなくて本当に大丈夫」


咲樹は念を押して聞き返した


「咲樹さん大丈夫ですよ」


アクル笑顔で言葉を述べた


「わかった、気よ付けてね、それで朝ごはんはどうする」


「食べてから行きます、お腹ペコペコ」


アクルはお腹を撫でながら言葉を述べた


「うん、じゃあご飯食べましょ」


「はい!」


二人はテーブルに着き朝食を食べ始めた、朝食が終り二人で片付けた


「じゃあ行ってきます咲樹さん」


「言ってらっしゃい」


アクルは咲樹に挨拶して玄関に向かい外に出た、銀行え歩き出した、それから少し時が経ちアクルは道に迷わず無事に銀行の前に到着した


「おっきいですね」


アクルは銀行の建物を見ながら言葉を述べた、アクルは銀行に入り通帳を作る為に、用紙を見つけて用紙に記入していた、アクルは確認の為に銀行の人に聞こうと声を掛けた


「あの~、これで間違い無いですか」


「はい、問題無いですね」


銀行の人が言葉を述べた


「ありがと・・・・・・ん?」


アクルは銀行の人が入口の方に向き顔色が悪い、アクル疑問に思い銀行の人が向いている方に向くと


「え」


誰でしょうか?この人達

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