第18話 強力な助っ人

生美と一体化した生子は壊羅と銀華を探す




生子「にしても何の手がかりも無しに探すのは難しいよ~、せめて何か手がかりがつかめればなあ 」


溜め息を付く生子





ブラフマー「手がかりか……」





ブラフマーは精神を集中させる





生子「何してるの?」




ブラフマー「今助っ人を呼んでる所だ」




生子「助っ人……?」







するとものすごく素早い音で何かが近づいてきた!!





その正体は……女の子だった!!





サラスヴァティー「はーい♪お待たせブラフマー



サラスヴァティーだよー!!」





生子「誰?」




ブラフマー「私の嫁だ」




生子「よっ!?」




顔を真っ赤にする生子にサラスヴァティーはどや顔する






サラスヴァティー「ふふーん、あなたが生子ちゃん?宜しくね!!」






そんな話をしていたらどっから湧いてきたゼウスダミー





生子「この時代にもやっぱりいたんだ……」





サラスヴァティー「なら丁度いいや♪



生子ちゃん!!」





サラスヴァティーが光に包まれる!!




生子「ひゃっ!?」





サラスヴァティーはカードになりやがて緑のカード達が呼ばれるように集まりデッキになった!!




サラスヴァティー「私の力を使ってみて!!ついでにブラフマーも手伝って!!」




ブラフマー「え?私もやるの?」





生子「う、うんわかった!!




ゲートオープン界放!!」














その頃、生子を探す壊羅と銀華





銀華「ほんとにどこへ行ったのかしら……」




辺りを見回す銀華






壊羅「………………」





銀華「ねえ、壊羅、何か手がかりでもあればいいのに…………」




暫く沈黙していた壊羅に銀華が話し掛けた時だった





壊羅「…………だろ?」




銀華「え、 」




壊羅「もう…………限界なんだろ?」




銀華「なに……急に」





壊羅「だってもう…………














右半身が凍ってるぞ」






そう,銀華の体は既に氷へ侵食されていたのだ







銀華「…………あ、あはは、ばれちゃったか、特殊メイクで誤魔化してたんだけど……落ちちゃったみたいね」






笑って誤魔化す銀華に壊羅が近づく






そして






壊羅「…………望んでいたんだね





俺に殺されるのを」






そうだったのだ、銀華は生子が何処へ向かったのか知っていた




でもこの体ではもう足手まとい




そんな姿で生子の役に立つことなんてできない





だから銀華は壊羅をより生子から遠い方へ誘導していたのだ。








…………大切な人に見られない為に




…………大切な人に最後をお願いする為に








ポトッポトッっと凍った体が少しずつ水になって落ちていく





銀華「…………あ、あは、ほらもう時間がないわ






壊羅









………………お願い」









壊羅「…………!!」






壊羅は苦しみながらも…………デッキを取りだし








壊羅「…………うあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」








そして生子とゼウスダミーのバトル





ゼウスダミー「ザンデミリオンで止めだ!!」







生子「音速!! バッファロースコア!!



コアはサラスヴァティーから確保!!」




ゼウスダミー「創界神からコアを払うだと!!」






ザンデミリオンをデッキ下へ送った!!






生子「私のターン!!来て私の化神ガーヤトリーフォックス!!




ブラフマーとサラスヴァティーにコアを2ずつ追加!!界放でこのターン相手はバースト効果を発揮できない!!





アタックステップ!!ブラフマー、サラスヴァティー!!!!いっ化ええええええ!!!!!」







ゼウスダミー「ぐおおおおおおおお!!!!!!!!!」







ゼウスダミーを撃破した!!







生子「…………何か遠くから音が」









そして









降り注ぐ一粒人にの氷





その真ん中で……壊羅とヴァルドラムだけがたっていた






一粒の氷を手に取り壊羅はちかう







壊羅「…………終らせよう、もうこんなこと」








続く


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