彼らのマザー【なずみのホラー便 第38弾】

なずみ智子

彼らのマザー

 今のあなた……

 やらなきゃいけないことについて、考えているでしょう?

 でも、”それ”を実行することには、あなた自身、躊躇いがある。そうでしょう?


 もし、よければだけど、あなたの”背中ではなくてお腹を一押しする”ためにも、昔話をしてあげるわ。


 ちょうど今は、あなたのパートナーも仕事に行ってるしね。

 やだ、「鳥のくせに」なんて、意地悪なこと言わないでよ。

 確かに私は鳥よ。

 でもね、私たちは単に空を飛んでピーチクパーチク言いあっているだけじゃないのよ。


 雄大な自然の一部である私たち。

 個々の自我ってものはもちろんあるけど、真我というべき大きな魂を皆、共有しているわ。

 だから、何百年の時を超えても、私の先祖たちが見ていた光景と同じ光景が子孫である私の中に流れ込んできて、鮮明なまでに再生されるのよ。


 今から私が話すのは、私やあなたが誕生するよりも遥か昔……そう、遥かに遠い遠い昔の外国のお話よ。




※※※



 とある山の麓に2人の兄弟が住んでいたの。

 兄弟と一言で言っても、たくましい木こりのおじさん兄弟を想像しちゃうかもしれないから、正確に言うけど、彼らはまだこの世に生を受けて13年と14年ほどの年子の兄弟よ。

 つまりは、まだ子供の兄弟ね。


 現代日本でブカブカの制服に身を包んで中学校に通っている子供たちと違って、彼らは既に働いていたの。

 でも、栄養状態は現代とは違うし、肉体的にもまだまだ成長途中であるから、大人の男と肩を並べての本格的な肉体労働なんて、できるわけないわ。だから、彼らの手元には暮らしていくのがやっとという稼ぎしかなかった……

 肉体労働よりも大人相手に別の仕事をした方がもっと稼げるような、とても可愛い顔をしていた彼らは、”彼らのマザー”とともに暮らしていたの。


 彼らのマザーは、彼ら兄弟を何よりも大切に思っていたわ。

 彼らが凍え死んだり、飢え死にすることのないように、彼らが夜も安心して眠れるように、彼らが”自分の元で安らげるように”と、日々尽力していたわ。


 例えば、私たち鳥に「あの子たちのために木の実を運んできてくれないかしら?」と頼んできたり、山の中に住んでいる狼や熊、鼬や蛇に「”旅人や迷い人が足を踏み入れたら”あなたたちに教えるわ。だからお願い。あの子たちだけには危害を加えないでね」とお願いしたりしてね。


 マザーの彼らに対する溺愛ぶりや、”彼ら以外の者はどうなろうが構わない”といった自己中心性は、正直、行き過ぎていたような気もするわ。

 子供である彼らもマザーの過剰な愛による重圧を感じつつも、マザーのおかげで自分たちは暮らしていける、夜もゆっくりと眠れるんだと感謝していたみたいだから、マザーを日々労わったりして、それはそれは大切にしていたの。


 ずっと、このままの日々が続いていくんだと、マザーは思っていたんでしょうね。

 彼らも子供から大人になり、やがて、年をとって土へと還る。

 ”彼らが土へと還るその時まで”、自分たちはずっと一緒だと思っていたんでしょうね。



 でもね……少し風向きがおかしくなってきたのよ。

 ある日、国の本土より、颯爽とした風とともに騎士団の一行がやってきたの。

 身綺麗な制服に身を包み、老若男女問わずに惚れ惚れするほどに凛々しい騎士たち。

 もちろん、彼ら兄弟も口をポカンと開けて、騎士たちに見惚れずにはいられなかったみたいね。男としての憧れも少しはあったのかしら?

 まあ、その騎士たちの中には、私たち鳥から見ても、本当に見目麗しい者も数人はいたけど、並み程度の容貌の者が大半で、現代で言う”制服マジック”って感じかしらね。


 え?

 「制服マジックとかどうでもいいから早く本題へと入って」って?

 分かったわよ。せっかちねえ。


 その凛々しい騎士たちは、騎士の微募のために船に乗ってやってきたのよ。

 数年前に本土で起こった戦争で、人間はかなりの頭数を削り取られちゃったから。

 またいつ戦争が起こるか分からないし、人間の世界って”いろいろ移ろいやすい”わけだから、つまりは戦力の補充と育成が目的ね。


 彼らは兄弟は、貧しいとはいえ日々真面目に働いていたけど、非行に走る少年少女ってのは昔もいたの。

 スリやかっぱらい、恐喝や暴行、まだ10才にもなっていないのに売春に手を染めている少女だけでなく”少年”がね。

 保護者もいなくて、教育も受けていないから、そうでもしないと生きていけなかったんでしょうけど……


 そんな子供たちにとっては、騎士団一行のご到着はまさに救いの手だったわ。男子に限る救いの手ではあったけど。

 貧する者の志は、国への忠誠とかよりも第一に食べていくことよ。

 少年たちの寝食は保証され、騎士となるための訓練を受けることができ、町の大人たちも件の非行少年たちや”自分の家で持て余していた子供”を騎士団へとやることができる。

 騎士団は、削り取られてしまった戦力を、若い未知数の肉体たちによって補充できる。

 そんなに何もかもうまくいくわけないけど、表向きはウィンウィンの取引よね。


 そして、マザーの元で暮らしていた彼ら兄弟も、騎士団に加わり、船に乗って本土へ行く決意を強固なものとしはじめた……

 でも、彼らの前には”そびえたつ山のごとき大きな関門”が待ち受けていたの。


 そう、あなたのお察しの通り、彼らのマザーの存在よ。

 彼らはマザーの前では、自分たちも騎士団に加わるなんてそぶりは一切見せてはいなかったわ。興味もないってふりをしていた。

 マザーに猛反対されるのが分かっていたから。

 彼らは自由に動けても、マザーは”自由に動くことなどできない”から、ともに本土に渡ることもできないし。


 彼らは、マザーには何も言わず、この地を発つことにしたのよ。

 ほんと、薄情。

 これだから人間は、って言いたくなるわ。

 あれほど、日々マザーに守ってもらっていたのに。

 貧しいとはいえ、マザーとともにいることで、彼らは安定や安心を得られ、夜もぐっすり眠ることができていたというのに。

 ”普段通りに出ていったまま失踪”なんて残酷な形で、日々彼らの帰りを待っているマザーを傷つけるなんて……



 ついに、騎士団の出港が明日に迫ったわ。

 港に錨を下ろしている船は、その錨を上げ、海原を進む。

 彼ら兄弟もその船に乗り、自らの背中を希望とともに押してくれるがごとき潮風とともに本土へと向かうつもりだったのよ。


 マザーと過ごす最後の夜。

 彼らの良心も痛んでいたでしょう。

 けれども、自分たちとマザーは永遠に一緒にいることなんてできない。自分たちもいつかは巣立つし、マザーも”いつかは朽ち果てる”んだって、各々の心に言い聞かせたのかもしれないわ。


 寝床の中で互いに手を取り合って眠る彼らに、マザーが声をかけたの。


「ねえ、あなたたち……あなたたちは明日、騎士団の船に乗って、本土へと向かうつもりなんでしょう?」


 なぜ、知っている? なぜ、分かった? 

 彼らの小さな背中に、ゾッと戦慄が走ったみたいだったわ。


「そ、そんなことないよ。マザー。僕たちは、マザーとずっと一緒だ。マザーと一緒に暮らしていて、とても幸せだったんだから」


 咄嗟に否定した兄だったけど、彼は普段から嘘をつきなれていないから、その声は上ずっていたわ。

 つまり、否定は嘘ってことね。マザーにはバレバレだったのよ。


「……私は”あなたたちの口から”ちゃんと話してくれるんだって思っていた。でも、あなたたちは今というこの時まで何も言ってくれなかった……そして、あなたたちはもう私の元へは戻ってはこないつもりなのね……」


 マザーの声が震えたわ。木の梁も震えて軋んだの。


「マザー、落ち着いてよ。分かったよ。本当のことを言うよ」


 弟が口を開いたの。

 もう、こうなったら、全て正直に話した方がいいと思ったみたいね。兄の方が1年早くこの世に生を受けたけど、世渡りとか度胸とかの面では弟の方がなぜか長けていたのよ。


「俺とお兄ちゃんは、明日の朝にこの地を発つよ。騎士団のお兄さんの一行に加わって、船で出港するんだ。俺たちは本土へ行って騎士になる。騎士になりたいんだよ、俺たち!」


「そう、弟の言う通りなんだ。黙っていてごめん、マザー……でも、僕たちは絶対にここに帰ってくるよ。2人とも立派な騎士になって……」


「嘘! 嘘よ! 私にずっと大切に守られて暮らしていたあなたたちが騎士になんてなれるわけないわ! あなたたちの人生は滅茶苦茶になっちゃうわよ! そもそも、あなたたちと私との間で、培われた時間や思い出はそんなに簡単に捨てられるようなものであったの? 私なんかどうだっていいっていいの!」


 マザーの悲痛に満ちた声は、私たち鳥の小さなハートをも破裂させんばかりだったわ。


「……捨てるんじゃないよ、マザー。僕や弟がマザーと暮らした時間は残っている。旅立つだけだ。戻ってくるよ」


「嘘よ! 嘘! そんなこと言ったって、あなたたちが戻ってくるはずないわ! これほどにあなたたちを愛している私の心なんて、どうだっていいと思っているんでしょう?!」


 マザーは喚いたわ。

 マザーの気持ちも痛いほど分かったけど、なんだか、この時のマザーは単なるヒステリックな人間の女みたいで、鳥たち一同、少し辟易したのも事実よ。

 でもね、私たち鳥はなんだかんだ言って、人間よりも”マザーたち”の味方なのよね。


 不気味な風が吹きぬけていったわ。

 どこかで獣の雄叫びのような声も聞こえたわ。


 静寂。

 沸き起こる嵐の前触れの静寂。


 弟が兄の手をバッと取ったの。


「行こう! お兄ちゃん! マザーは俺たちのことを考えていない。マザーは単に、何でも自分の思い通りにしたいだけだ! そんなのは愛じゃない! 愛なんかじゃない!」


 手を取り合った彼らは、外へと向かって一目散に走り出した。

 マザーには彼らの背中も、ともに唇を噛みしめた”横顔もしっかり見えていた”のよ。



「……行かせない」


 溢れんばかりの涙に満ちた声を絞り出したマザーは、弟の背中に箒を投げつけたわ。

 ハッと振り返った兄の右肩にも、間髪入れず家器を投げつけたの。

 癇癪を起して手あたり次第に物を投げつけていたマザーだったけど、正直それほど物の数自体ないから、彼らに投げつけるものはすぐに底を尽きてしまったのよ。


 

 え?

 あなたのパートナーは、プラモデルをたくさんコレクションしているから、投げつける物がたくさんあるって?

 とってもいいことだわ。それに、プラモデルって硬いから、”裏切者”に向かって投げつけるのは、本当にもってこいよね。

 


 で、話はマザーに戻るけど、マザーも一応手加減はして投げつけていたのよ。

 彼ら兄弟を血だらけにしたり、骨折させたり、手足がもげるほどの勢いでぶつけはしなかった……

 私がマザーの立場だったら、手っ取り早く足の1本でも骨折させて動けなくさせるけど、やはり、マザーは彼らが愛しかったのでしょうね。



「大丈夫?! 立てるか?!」

「うん、お兄ちゃん! 早く逃げよう!」


 裏切者の兄弟は、痛む体を支え合いながら、外へと向かって飛び出したわ。


 夜空に輝く満月が、恐怖に満ちた彼らの顔を照らし出した。


 そして、動けないマザーが絶対に自分たちのところまで追いかけてくることがないと確信した彼らは――”マザーの内”から逃れることができた彼らは、なんとあろうことか、”マザーの心を引き裂く言葉”を吐いたのよ。


「お兄ちゃん! やっぱり、本来、”心を持つはずのない物”が心なんて持っちゃいけなかったんだよ!」


「そうだ! マザーは……マザーは”家”なんだから! 人間が暮らすために建てられた家が、心を持つなんてあってはならないことだ!」



 そう、彼らのマザーとは”彼らが住む家”のことよ。

 山の麓に建てられた一軒家。

 親を早くに亡くし、2人きりとなった兄弟は、自らの母親代わりの存在を求めてか、幼い頃から自分たちの家へと話しかけていたのよ。

 兄弟たちは、自分たちが話しかけていたから、家に心が――”マザーという名の女の人格”が芽生えたのだと思っていたみたいだけど、この世界に生じたありとあらゆるものに心はあるの。

 単にマザーは彼らの呼びかけに応え、彼らの母親代わりになろうとしただけよ。

 だから、自分たちがマザーを誕生させたに違いないという彼らの思い込みは、滑稽で自惚れたものだったわ。


 それにねえ、彼らもそのまま夜の町まで全力疾走すりゃあ良かったと思うの。

 わざわざ、振り返って捨て台詞のごとく”マザーの心を引き裂く言葉”なんて、吐く必要なかったわけじゃない?

 ほんと、あどけない顔をしているくせに”残酷な子供たち”だったわ。



 心を切り裂かれたマザーの慟哭が、山に響き渡り……

 私の先祖たちも、きっとあれほど哀しい慟哭は聞いたことがなかったのでしょうね。



 そして……


 マザーは自殺したの。

 自らを燃え上がらせて……



 マザーは彼ら兄弟の目の前で、赤々と燃え上がり続けたわ。

 彼らが凍え死んだり、飢え死にすることのないように、彼らが夜も安心して眠れるように、彼らが”自分の元で安らげるように”と、日々尽力していたマザーが……


 兄弟たちは、そんなマザーの最期を――崩れ落ち、灰となって風に運ばれるまでを見届けることもなく、逃げ出したわ。

 彼らは泣いていたの。歯を食いしばり、むせび泣いていたの。

 ほんと、自分たちがマザーを傷つけ、死にまで追いやった張本人だっての、なんであんたらが泣いているのかって話よね。



 この後、「薄情で裏切り者の兄弟たちは、マザーの死なんてすぐに忘れ、騎士団一行とともに本土へと渡り騎士となりました」って、結末で締めくくられると思うでしょ?


 でもね、違ったの。

 私、”この世界に生じたありとあらゆるものに心はある”って言ったわよね。

 兄弟たちは気づいていなかったけど、マザーとともに彼らを見守っていた存在がいたの。いえ、ずっとそこに”在った”の。


 そう、”山”よ。

 雄大の自然な一部である山。

 自殺したマザーは、その山の木によって造られていたの。

 つまり、山は”マザーの母親”にあたるってわけ。


 山は怒ったわ。

 自分の子供であるマザーを死なせた兄弟に。

 自分たちがずっと見守ってやっていたというのに、恩知らずにもほどがある兄弟に。


 ちょっと恩着せがましい気はするけど、この話を聞いた”あなたなら気持ちが分かる”でしょ?


 怒った山は彼らを”飲み込んだ”の。


 言葉通り、飲み込んだのよ。

 泣きながら町へと逃げる兄弟たちも、そして燃え続けるマザーをも。

 自分の内部で、兄弟と愛しいマザーを永遠に一緒にいさせたいという気持ちだったのでしょうね。

 足元から山へと飲み込まれていく、ちっぽけな人間たちの尋常ならざる絶叫は正直、鳥たちにとっては小気味よいものだったわ。とびきり素敵なハーモニーよ。


 そう、あの兄弟たちは何百年もの時が流れた今も、山の中にいるの。



 あ、それと言い忘れていたけどね。

 兄弟たちが乗るはずだった騎士団一行の船だけど、あの船は錨を上げて出港したのはいいんだけど、本土まで辿り着くことはできなかったのよ。

 途中で嵐にあってね……騎士団の凛々しいお兄さんたちも、期待と不安で交互に胸をドキドキさせていて少年たちも、皆、海に飲み込まれてしまったという結末……



 騎士になる、という夢を抱いた時点で、あの兄弟たちの運命は「死」へと振り分けられてしまっていたということね。

 山で眠ることになるのか、海で眠ることになるのか、という違いがあっただけで……


 それに……正直、今だから言えることだけどね。

 兄弟たちがマザーの元を離れんとしていることを、マザーに伝えたのは私たち鳥なのよね。

 兄弟たちの話を町で盗み聞きした鳥がいて、鳥たち間でのさえずりによって次々に、山の麓のマザーにまで届けられた。

 だから、マザーは彼らの決意を知っていたわけなのよ。



※※※


 

 と、ここで、ひとまず”マザーと兄弟たちについての話”は終わりとするわ。


 私が聞かせた今の昔話だけど、明確な意図があってあなたに聞かせたの。

 あなたは、やらなきゃいけないことについて、考えていた。

 でも、”それ”を実行することには、あなた自身、まだ躊躇いがある。


 けれども、彼らのマザーと同じ”家”であるあなたは、今の話を聞いてどう思った?


 ”あなたのパートナー”は……あなたが39年もずっと見守り続けていた彼は、もうすぐ結婚するのよね。

 若い頃から女っ気の欠片もなく、プラモデルのコレクションが唯一の趣味で、彼の両親が相次いで亡くなってからもずっとあなたの中で暮らしていた彼は、40才を目前になんと電撃結婚するつもりなのよね。


 俗物にもほどがある婚約者の三十路女に「この家は古いから、私は住みたくないわ。ここを売って、綺麗なマンションで新婚生活を始めましょうよ」なんて言われたから、あなたから離れようと……

 

 私はあなたこそ、彼の”真のパートナー”だと思ってるわ。

 マザーはその名の通り母として兄弟を守っていたけど、あなたは糟糠の妻のごとく彼を影ながら支えていた。39年間、”何も言わずに”ずっと彼を支え続けていた。

 だから、あんなぽっと出の人間の女になんか、負けちゃだめよ。


 私は、あなたの”背中ではなくお腹を一押しする”ために、”マザーと兄弟たちについての話”を聞かせたの。


 ほら、もうすぐ、”あなたの彼”が仕事から帰ってくる時間よ。


 まずは彼と話をしてみて、あなたの気持ちを分かってくれなかったら、コレクションのプラモデルを彼に投げつけてみてはどう? プラモデルたちにも痛い思いはさせちゃうかもだけど。


 それでも、彼が分かってくれなかったら……あなたの中から逃げ出そうとし続けたなら、あのお話の中の”山みたいに”彼を飲み込むべきよ。

 そう、あなたのお腹の中にね。


 そうすればあなたたちは今まで通り一緒にいられるわ。


 だから……やっちゃえ!



―――完―――

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

彼らのマザー【なずみのホラー便 第38弾】 なずみ智子 @nazumi_tomoko

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ