第6話 エッチな想像
女子「【XYZ】って件名でメールが送られてきた! ついに私も、冴羽 獠(さえば りょう)みたいに、世界の平和を守る日がきたよ。すっごいでしょ!」
男子「迷惑メールだろ。本文は?」
女子「パンツ売ってください、だって! 私のパンツで世界の平和が守れるなら、プレゼンとしてもいいわ! でも鈴木君だったら、私のパンツいくらで欲しい?(これで、私の価値がいよいよ明らかになる! 激安セールくらい安かったらどうしよ。ちょっとテンション下がるなぁ。)」
男子「え。田中明彩(あかり)さんは抜群の透明感で学年一の美少女だぞ。艶のある長い髪に吸い込まれそうな瞳。……そんな田中さんのパンツは、一生の宝物。エッチな想像も、膨らむ。それなら、1万円でも安い!」
女子「(それって私のこと大好きじゃん!!!)せっかくだから、パンツは鈴木君に売ってあげることにするよっ! 大切にしなさいよね!」
男子「――いや、パンツは、世界平和のために使ってください!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます