恋愛学園お祭り

月日は流れ七月に学園で出会ったみんなとお祭りに参加していた。

着替える必要もなく、浴衣をイメージするだけで着替えは済む。

「菜月さん紹介して貰える?」

みゅうなさんが気を効かせてみんなを紹介するように伝えて来たので紹介を

したけど。気のせいか佑弥君や春紀君を紹介した時だけ眉間にシワを寄せて

少し様子がおかしく思えた。


「大人数だとあれだから菜月さん一緒に行動しよう?」

私はみゅうなさんと、涼君ととりあえず廻る事に。


理久君とかのんさん、佑弥君と春紀君は別行動に

とりあえず学園の早のみ大会を見に行く事に。


涼君が早飲み大会に参加すると言ったので私とみゅうなさんと

ステージ前の椅子に座って居ると、私の隣に二つに髪の毛を縛った

小さな女の子が座ったので、鞄の中から飴を取り出しあげると

小さな女の子は嬉しそうに受け取った。

いつも居る涼君にそっくりな人は見あたらない。


ステージを見ていると、涼君の早飲みの番が来たと思ったら

涼君の隣に涼君そっくりな男性が。


司会の方の説明が入り、早く飲み終わった人に

学園での特別イベント参加券を貰える説明が

明日行われるみたいだけど。


「ではコーラの早飲み開始!」

っと合図がかかり三人同時に飲み始める。

気のせいか一番右側に居た男性は飲もうとしていない。

涼君は炭酸がきついのか中々苦戦。

涼君に似ていた人は一気に飲み補したと思ったら

隣で涼君の飲んで居たコ一ラを奪いこぼしてしまった。


「一番に飲み終わって居ますのでこちらを差し上げます」


司会の方は何事も無かった様に振舞い涼君は涼君に似ていた人を少し

怒って居る様子も。他の二人共に何事も無かったかの様に降り涼君も

ステージから降りる。

涼に似ていた人は涼君と何か話をして景品を涼君に似ていた人から

受けとる。


「どうしたんだろう?」

「今の人って噂のあの人に似てない?」

「こんなに目立つ場所には来ないでしょいくらなんでも」

涼君が景品を持ちこっちに歩いて来ると、小さな女の子は走って

涼君に似ていた人の所に。


「涼君何を貰ったの?さっきの人って誰何ですか?」

みゅうなさんが涼と喋って景品を見せてくれた。


「あの方は以前何か僕が助けたのでそのお礼にと頂きました

明日の夜のイベントチケットです、よければ行きませんか?

二人迄ですので」


「わっ私はいいから菜月さんと」


「ごっごめんねっ私他のみんなの所に戻るねっ」


私はその場から離れ涼君に似ていた人を追いかけたが、

見つからずふらふら。


「何か気持ち悪いあのコ一ラ何かおかしいかも」

「大丈夫?」

学園での早飲み大会のコ一ラの中に何かおかしな物が

混入している事がわかり即刻中止になった内容が学園のメールから

届いていた。

あの涼君に似ていた人は涼君を助けた事になるけど。


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