おまけその③☆真・ハイペリオンと黒龍騎士団専用装備

試製超重戦車オイ

 この名称はセガの「ワールドアドバンスド大戦略」に登場するユニット名である。旧陸軍において150t級の多砲塔重戦車として計画されたもの。本来はオイ車またはミト車と呼ばれた。ミト車の方は制作した三菱側の呼称。

 旧陸軍において150t級の超重戦車として計画された。主砲に150㎜榴弾砲を転用。また主砲塔とは別に二基の副砲塔を備え、それには47㎜速射砲を搭載する計画だった。実際には車体を試作し走行試験を行ったが重量過多の為故障。以後修理されることはなく解体された。

 本作中ではミスミス総統の意を受け、ノラベル将軍とゲップハルト隊長により制作された。元々現車が確認されておらず(伝聞のみ)写真もないことから、不鮮明な図面と旧ドイツ軍の超重戦車マウスの外見を参考にしたようだ。その為、平坦な装甲版を溶接して組み上げられたその車体は旧ドイツ軍の戦車のような趣がある。

 主砲には150㎜重力子砲。副砲には47㎜霊力子砲を搭載している。

 重力子砲は各種砲弾を重力子ライフリングにより発射する一種のレールガンである。また通常の砲弾だけではなく重力子弾も発射できる。この重力子弾は短い時間に重力の解放及び崩壊をもたらす。それは瞬間的に5000Gにも達し、効果範囲内における全ての構造物を破壊する。

 副砲の霊力子砲は防御障壁を無効化して砲弾を命中させる効果がある。また、霊力子ビームも発射可能だが、その際は砲手が法術士であることが条件となる。

 このオイ車には特殊なギミックが施されており、戦車から人型機動兵器へと変形する。その人型形態がコード:ハイペリオンである。


全長13m、全幅5.5m、総重量80t。動力は鋼鉄人形と同じ蓄積型霊力子反応炉と重力子反応炉を各一機搭載している。乗員は車長、操縦士、砲手の三名。


真・ハイペリオン

 魔女っ娘探偵アルヴァーレに登場した謎の人型機動兵器の正体。上記のオイ車が変形したもの。

 全長は15m、総重量は80t。右肩に150㎜重力子砲。左胸に47㎜霊力子砲を装備している。実剣、光剣、盾も装備可能であるが、今回は持ち合わせがないようだ。

 主砲、副砲はオイ車の装備が位置を変更したのみで性能は同一である。

 巨体であるが意外に機敏な動作を実現している。


鋼鉄人形アルカディア

 アルマ帝国の帝都宮殿地下に封印されている指揮・駆逐用鋼鉄人形。操縦士ドールマスターと法術士が二人で搭乗する。


種別:鋼鉄人形

名称:アルカディア

用途:皇室専用機、指揮駆逐用

装備:標準は実剣と盾、霊力放出型ビームライフル。

全高:14m

装備重量:49t

装甲:重装甲かつ霊力による防御機能を有する。

動力:霊力反応炉、基本的な出力は搭乗者の霊力に比例する。

乗員:ドールマスターと法術士の2名が前後に座る(ただし霊力の弱い者は搭乗不可)

機体色:濃い銀色を基調に白と赤のマーキング。天使と竜をあしらったアルマ帝国の国章を右肩に、薔薇と盾をあしらった皇室の紋章を左肩に付けている。


[その他]

 基本的に追加装備はしない。

 標準の実剣と盾は非常に強力。霊力を込めることで盾は何でも防ぐ。また実剣も同様、どんな装甲でもシールドでも貫くことができる。ただし、その威力は操縦士の霊力に比例する。

 霊力放出型ビームライフルは非常に強力。一般的な鋼鉄人形であるなら盾ごと吹き飛ばす威力がある。


[概要]

 皇帝専用機ジニアを大型化、複座化したもの。重装甲であり高火力を実現している。結果、細身で女性的でもあったジニアより武骨で大柄な男性的スタイルとなった。高位のドールマスターと法術士を搭乗させ、駆逐用として桁違いの火力を持たせる前提で開発された。皇室内の特殊な血統を持つものみが扱うことができるとされている。1000年以上前に開発された機体。あまりの高出力の為使用は厳しく制限されており、今もリゲルの地下に封印されている。


※今回は黒龍騎士団に貸与された。リュウとヴァイが搭乗する。

 

エグゼ・リミテッド

 本来はアルマ・ガルム・エグゼ。そのインターフェイスである佳乃夏美の好意により、黒龍騎士団専用機として別に実体化した機体。当然、本家とは能力的に劣るのだが、一般的な鋼鉄人形のとは比較にならない性能を発揮する。


身長:10.5m

見た目の特徴は本体と同じ。鎧を着た人型ドラゴンみたいな姿で尻尾がある。ほぼ黒色。顔は細長い。

装備:基本的には剣と盾を使う。オプティカルミサイルは省略された。鋼鉄人形用の実弾兵器は使用可。また、携帯型のビーム砲も装備しているが本家とは出力差が激しい。


操縦士とナビゲーターが必要。搭乗者はブレイとブラン。


グレイ・サンク

 本来はアルマ・ガルム・サンク。インターフェイスである佳乃翠の好意により本体をは別に実体化した。もちろん黒龍騎士団専用機である。


身長:10.5m

見た目の特徴は本体と同じ。人型で銀色の騎士。

装備:基本的には剣と盾を使う。クラッキング機能は省略された。鋼鉄人形用の実弾兵器は使用可。また、携帯型のビーム砲も装備しているが本家とは出力差が激しい。


操縦士とナビゲーターが必要。搭乗者はハルト君とレイス。

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