24. グータラはどこから来た?

思うに、結婚する前は、こんなに自分のことをグータラだと意識することがなかった(ダメダメなのはわかっていたけど)。

自覚がなかっただけなのか、一人暮らしだと「ちゃんとやっている」の基準がゆるかったのか??


前に、「泣くほどキライな家事」について書いたと思うけど、あれこそ、結婚したから生じた家事だ。


夫のM夫くんの!!


容器を変えたので、そこまでの苦痛ではなくなったことは書いたけど、実は、今でも若干気は重い。

いくら浅い容器だとは言っても、普通の食器に比べたら断然深いし、細い溝にこびりついた茶渋的なものを取るのに爪楊枝を使ったりしなくてはならない。


というわけで、空っぽになった麦茶容器が「洗ってくださーい」って感じでシンクのところに置かれてあると、まずは見なかったことにする。

要は、M夫くんが帰宅するまでに水出しの麦茶ができていればいいので。


で、ここからが問題なのだけど、2回くらい見なかったフリをすると、そのあとはたいていそのまま夕飯の支度の時間になってしまう確率が高い。


そこで「わ”ーーーーっ、やばい〜〜」と気づいて、慌てて洗って、水を張って麦茶パックを入れて冷蔵庫へ IN するのだけど、ほとんどの場合、M夫くんの帰宅に間に合わない。

そして、今ではもう、帰ってきたM夫くんに「想定内」と言われる始末。

つまり、だいぶ前からすでに期待されてないわけです。。。


麦茶さえ、まともに用意できないグータラ妻。

すべては容器のせい。


とまあ、私のグータラネタは、ほとんどがM夫くんがらみでできてるわけだ。


誰かと暮らすということは、誰かの基準も加わるということなので、いろんなことに気づかされる。

でも、ムリに自分以外の基準にばかり合わせようとしても疲れてしまう。

今のところ、私はかなり甘やかされているので、だいぶ助かってます。

私がグータラな私のままでいられるのは、M夫くんのおかげでもあるのだ。

ありがとう、M夫くん!


てか、M夫くんが私のダメな基準に合わせてくれてるってことなので、本当に申し訳ない。。。


★今日のグータラ指数50/ダメダメ指数50/マジメ指数0

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る