欠落


昔から私は


寂しさからくる飢餓が

何かを生み出すような気がしていて

しあわせを鈍化のように思っていたところがあります。



満たされないから、何か書けるって思っていた。

その欠落を補完するために

泉のように言葉が出てくるのが文学であると。



常に何かを探し続けて

巡り巡って勝手に疲れて

迷路の中をただひたすらに歩き続けるように。



昔の自分を思い出しながら

今は、ゆるく温いとこに停滞しているなと感じます。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る