外伝~2019年の花見~

イギリスー王宮ー廊下


ホームズ「何故、俺がここに呼び出されないといけないんだ。」


しずか「今回はいい話みたいですよー。」


ホームズ「?」




王宮ー女王の間ー


兵士A「ホームズ様がお見えにないました。」


エドワード「入れ」


ホームズ「邪魔する…というより帰っていいか?エドワード。」


琴音「やはり、あまり言い風には考えていないのね」


香川「こいつらしいだろ。」


ホームズ「お前ら、何考えている…。」


シラス「アナタ!花見だよ!花見!」


ホームズ「ああ!あの桜咲いたのか!」


香川「今年は早くてな。」


エドワード「良いことなのかわからないけど。」


琴音「お弁当お願いしてもいい?いつものメンバープラスあの子供達分。」


ホームズ「良いよ!春らしい弁当にしておく。」


香川「場所は任せておけ!」


しずか「日本ではないのでそこまであまり気合い入れる必要ありますかね?」


琴音「あれ?しずかさんって」


しずか「イギリス出身ですけど、仕事で何度か行ったことがあります。」


シラス「日本は凄いよね〜!」


ホームズ「本場だからな。」


琴音「子供たちは任せて、それ以外のこと宜しく」


ホームズ&香川「理解!」




~花見当日~




ホームズ「どこで待ち合わせだ?」


琴音「この先の丘だけど?」


エドワード「人だらけだね。」


林「エドワードさん、フード外さないでくださいね。」


エドワード「外したら、私は離脱はしないといけないかね。せめて、料理を食べてからじゃないといやだ、だよ」


ホームズ「俺の料理目的かい!」


シラス「誰でもそうだと思うよ!」


さつき「私もその一人です。」


ホームズ「おいおい…。」


香川「お~い!」


光「いましたね!」


優奈「今年はかなり広いね!」


ホームズ「広すぎないか?」


香川「そうでもないぞ!子供たちが来るからな。なるべくいいところにしておいた。」


ホームズ「はあ、それで俺が最初に植えた桜か?」


旭「そうなのですか?」


しずか「初めて聞きました…。」


エドワード「この桜はね、魔法の桜で有名なのよ。」


林「願いが叶うといううな。」


さつき「そお言えば私が来た頃には、すでにこの桜はありましたね。」


ホームズ「魔法って言っても、大したことないけどな。ただ、願いが叶いやすくなるようになる超能力を付与している珍しいものなんだ。かなうかどうかは運だがな。」


エドワード「それでもかなった人はかなりの人がいるよ私みたいに。」


香川「病気が治る・試験に受かる・告白が成功するなどなど…。」


ホームズ「おい、試験に受かるのは実力だぞ。」


琴音「気持ちの問題よ。特に面接とか。」


ホームズ「なるほど…。」


瑞穂「それより、早くご飯食べようよ!おなか減った!」


ホームズ「お前は花より団子か!」


琴音「この子に、それ言っても無駄よ。」


香川「俺も腹減ったから食べようぜ!」


アーニャ「私も・・・、おなか減っている。」


乱太郎「激ウマなんだよな、今日の飯?」


琴音「それは保証するよ!花見の時のホームズは豪華だから。」


ホームズ「よいしょ、こんな感じだ!」


林「相変わらず、手が込んでいるな!」


坂下「これは何だ?」


斎藤「よくわからないものもあるな。」


香川「食えばわかるだろ!食おうぜ!頂きます!」




パク




香川「うめ~!」


エドワード「上手いね!」


乱太郎「…。」


琴音「どう?タケノコご飯は?」


乱太郎「うまい。」


琴音「よろしい!ホームズのタケノコご飯はこの時季のみだからね。」


榊原「俺たちにも食わせろ~!」


ホームズ「首尾は。」


榊原「この通り!」




ドスン!




エドワード「かなりの飲み物ね。」


香川「今日は休みだから酒が飲める!」


琴音「私達はジュースね、いいのあるかしら。」


ホームズ「よろしい。食べてよい。」


榊原「俺たちは犬か!まあでもタケノコご飯が食えればいいや。いっただき!」


瑞穂「犬は、香川でしょ?今年も芸を披露してくれるんでしょ?」


香川「は?」


ホームズ「そうだな、芸を披露するか、今日の料理代を払うかどっちがいい?」


香川「金払うのは勘弁してくれ~!」


林「芸で決まりだな。」


香川「それも嫌だ~!」


皆「ははっははは」


ホームズ「今回も成功で良かった。」


シラス「来年もやろうね!」


ホームズ「ああ。」




こうして、ホームズたちの花見は楽しんで行った。




P.S.


ホームズ「おい、香川・エドワード。」


香川・エドワード「?」


ホームズ「他の人たちのごみがひどいから、今後注意をよろしく。」


香川・エドワード「!!」




香川・エドワードは周りの道を見た。




エドワード「至急対策するわ!」


香川「俺も注意喚起に徹してみる!」


ホームズ「よろしく」


香川・エドワード「了解!」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る