第16話ついにアプリに登録したってよ

ついに


ついに…


自分の中で高ーーーいハードルであった、


「婚活アプリ」に登録した。


ネットでの出会いは怖いという考えは変わっていないので、慎重さは失わずに活用したいところだ。


いや、ほらね。


夜中にテレビショッピング見てると、たいして欲しくないものを勢いで買っちゃう時とかあるでしょ?


わたしはないんだけどね。


それと同じ感じ?みたいな。


…90パーセントくらい勢いで登録した。


さて、登録にあたって、大変困るのが写真だ。


基本わたしは自撮りはしないので、自分の写真が極端に少ない。

何故なら、基本撮る側だから…と言っておこう。

(ほら、自撮りに耐えられる顔面じゃないので…カメラ壊れちゃうかもしれないし)


その中から自分なりにこれだ!と思うものを選んでアップロードした。

あんまり加工して、実物と全く違うのも如何なものかと思うので、あー…ほうれい線消したいなー…と葛藤しながらも加工はしなかった。


後は、趣味にまつわる写真をいくつか載せて、わたしの人となりが分かるようにしてみた。


自己紹介文は短すぎず長すぎず、読み易い文章を心掛けた。

一応、料理が得意とか、女子っぽい文言も入れてみた。


そして、放置。


翌朝見てみると、50近い「いいね!」が付いていた。


これが多いのか少ないのか分からないが、ちょっとはわたしに興味を持ってくれた(物好きな)人が…と思うと感動して、iPhoneに向かってお礼を言っていた。


まだよく使い方が分からないのと、実際に会うのは抵抗があるので、様子を見ながら利用していきたいと思う。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る