第15話趣味コンに行ったってよ

平成から令和になり、世の中が新しい時代への移り変わりを感じながら過ごす中、趣味コンに行ってきた。


やはり、趣味が同じというのは共通点があってコミュ障なわたしでも話が弾むかもということと、初めて行った趣味コンが男性2名という不完全燃焼もいいとこだったので、リベンジの意味も込めた。


さて、突然話は変わるが、わたしは心配性なのである。

なので、事前に目的地について徹底的にリサーチすることはもちろん、だいたい30分前には到着している。


今日も婚活パーティーの主催会社から来たメールに、時間に余裕を持ってお越しくださいとも書いてあったので、事前に乗り換え案内で経路を調べた。


20分前には会場の最寄り駅に到着できそうだ。


結果として、40分前には到着していた。


乗り換え案内のアプリは、わたしの歩く早さまでは考慮できなかったようである。


カフェに入るには中途半端な時間だったので、少しウィンドウショッピングをすることにした。


しかし、GWの混雑は、人混みが苦手なわたしには辛すぎた。

結局、途中にあったベンチで時間を潰してから会場に向かった。


今日は男女共にバランスが良かった。


ぱっと見、特にタイプの人はいなかったが、話してみると印象が異なるかも…



という期待は数分後、泡となって消えた。


趣味というものは、のめり込み具合が人によって異なるということに今更気付いた。


結論から言えば、わたしのオタク度が強すぎたのである。


自分を偽るのはあまり好きではないので、そのままを話していたのだけど、確実にドン引きされていた。


最近慣れてきたせいか、引かれても別に何とも思わなくなった。


それが自分だし、その場だけ取り繕ったとしても、後々苦しくなる上に、女子度MAXな人は元々苦手なので、自分が女子力満載の行動を取るのは無理な話である。


想像しただけで鳥肌が…。


とにもかくにも、ここ数ヶ月様々な婚活パーティーに参加してきて、自分には会話重視の方法は合ってないのではないかと思った。


そして、帰りの電車の中、


「婚活パーティーで毎回疲れて帰る人は、選ぶ出会いの場を間違えている」というコラムを読んだ。


自分は無口な人間だと思っていた女性が、趣味が同じ人が集まるパーティーに行ったところ、水を得た魚のように会話をし、新たな一面を発見したというものである。


確かに、出会いの場を選ぶことは大切かもしれないと妙に納得した。


ということで、婚活抜きで交友関係を広げるため、写真サークルに入ってみた。


そして、コメントでも頂いたように、料理コンに行ってみようかなぁと思う今日この頃。


まだまだ、わたしの婚活奮闘記は続きそうである。

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