理想の働き方
新型肺炎の影響を受け、会社の方針で原則リモートワークで働くことになりました。事務職である私は会議の予定などがないため、ずっと家にいることになります。
パソコンを持ち帰り、好きな音楽をかけながら家でカタカタとお仕事をしているここ数日。通勤時間分の時間が浮く、仕事をしながら家事ができるなどのメリットもありますが、やってみるまで気が付かなかったことが数点でてきたので、こちらで書かせていただこうと思います。
まず最初に思ったのは、一歩も外へ出ないというのは辛いものだということ。
私は普段から食材を宅配で頼んでいるので、スーパーに買い物に行く必要もありません。朝も昼も夜も、家にある食材でご飯を食べてしまうので、引きこもりかしらと思ってしまうほど家にこもっております。
そうするとね、だんだんと気分が滅入ってくるんですよね。なので、お昼に用もなくふらっと外出したり、午後から近所のカフェでお仕事させてもらったりしています。外出することはとてもよい気分転換になるのだと、改めて実感しております。
続いて、妙に早い時間に目が覚めてしまうということ。
人と会うストレスがないからなのか、単純に運動量が減っているからなのか、あまり疲れていないようで、夜いつもどおり眠りについても、早朝に目覚めてしまうんですよ。(年齢のせいもあるかもしれませんが……)
ただ、これは困ったことばかりではありません。朝に時間があるので、どんどん朝ごはんが豊かになっていくんです。前述したとおり、朝昼晩食事を作っているので、作り置きのおかずなどもいっぱいあります。無印良品で買った木のお皿にトーストと、カラフルなお野菜のおかずを盛り付けて、ポタージュスープとフルーツヨーグルトを並べて。「写真を撮ってインスタグラムにあげちゃおうかな」なんて思うくらい、素敵な朝食を楽しんでおります。
そうして、本来なら通勤している時間帯にコーヒーを落としてゆっくり味わっています。
このように気がついたことを総合して考えると、私の理想の働き方が見えてきました。
まず、午前中はリモートワークをしたいですね。やはり、ゆったりとした優雅な朝食は幸せな人生そのものです。朝食を食べ、洗い物をし、パソコンの電源を入れる。洗濯機を回しながら、メールをチェック、今日のタスクを整理します。その後しばらくワークをして、お昼がてらどこかへ出掛けたいですね。14時か15時あたりにミーティングがあるといいなと思います。一日外へ出ないというのは避けたいですし、会社の人とはチャットで連絡をとれるものの、数分間でもいいから顔を合わせたいです。
でも、ミーティングが終わったらさっさと帰宅。満員電車には乗りたくないですし、夕食の準備もしたいですもんね。家で残りのワークをしながら、煮込み料理など、ある程度放っておいてもいいものを作っていたいです。そしてきりの良いところで業務終了。パソコンを閉じた後でも、急ぎのものなどは、携帯電話でチャットを使って確認できれば問題ないですしね。
ただ、これだとやはり運動量が足りなくなってしまうと思うので、夜か朝にランニングを入れたいところです。
あら? 理想の働き方を書いていたつもりが、理想の生活になっていますね。まあ、いいか。一日の半分を労働に費やしているような現代社会。理想の働き方は、理想の生活と密接に結びついているのでしょう。
そんなこんなで、連日の過度な警戒態勢や株価の急落など、いろいろ気になることはありますが、早く収束することを願っております。
日記のようなエッセイ しゅりぐるま @syuriguruma
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