シュリアについて(第37話まで読破推奨)


 ですわ口調のシュリアです(他に言い方は無かったのか)。

 初登場時は行き倒れ、恨めしそうに水を欲しがっていた彼女。


 何と、第十三位の中では『双璧』と呼ばれるくらい強いことが判明。


 不思議ですね。あんな登場の仕方でしたのに。

 しかも、レインの『紅の双璧』と呼ばれるのに対し、シュリアは『蒼の双璧』です。意味が分かりません。髪の色は紫なのに。

 まあ、紅と蒼を混ぜれば紫になるので、結果よしなのでしょう(本当か)。


 さて、シュリアの名前からいきます。


 彼女の名前は、最初違う名前でした。実は『シェリア』でした。何となく、『シ』から始まる印象だったのです。

 けれど、何となく自分が描いているイメージの彼女に、『シェリア』は違うなーというところから始まり。

 それに。


 ただ、『シェリア』とそのまんまつけるなんてつまらない!

 そうさ、『シェリア』って、可愛らしい名前じゃあないか……、私の書くキャラではない!(?)

『ェ』を『ュ』に変えて、『シュリア』にすれば良いじゃない!(???)



 そんな熱い思いから、彼女の名前はシュリアになったのでした(?????)。



 こんな過程で分かりましたでしょうか。

 ぶっちゃけ、私にはよく分かりません。いつも思考回路が自分でも謎です。

 時々発揮される、私のただ普通につけるだけではつまらない病が発揮され、少しだけ捻った名前になったのでした(本当に少しです)。

 でも、結果的にはこの名前、結構お気に入りです。おめでとうございます、シュリア(?)。


 話は次に参ります(逃亡)。

 シュリアがカイリを最初は認めず、ぶつかりまくり、その上第十三位に入るな! 聖歌隊に行け! と言っていたわけですが。

 リオーネが言う様に、恐らく彼女は最初は普通にカイリのことを心配もしていたのだと思います(本当かな)。

 ――などと言いながら、カイリはもう見るからに武術はど素人だし、実戦経験もないどころか血を見るのも駄目、攻撃も出来ない、聖歌歌えるだけとかふざけんな、という気持ちが大半ではあったと思います(どっち)。

 しかも、八歳の子が剣の師匠とか言われたら、普通はぶち切れると思うんですよね。舐めてんのか、と。



 ただ、その後のカイリの激怒で、シュリアは初めて彼を認識しました。



 カイリは、他の人も言っている様に、初めはそれなりに大人しい印象を受ける容姿をしています。母親似なのも災いしています。

 シュリアも初めは、「どうせ何も言い返せない良い子ちゃん」的な感じで見ていたと思います。

 けれど、彼は彼なりに信念を持っているし、意見も持っている。


 だからこそ、彼が言い返してきた時は、結構ビックリしたと思います。


 しかも、その後もがんがん言い返してくるし、生意気だし、この野郎と現在進行形で思っています。

 でも、楽しくもあるのではないかなと、そんな微笑ましい気持ちで書いています。

 ちなみに、ラインについてはシュリアとしては完全に納得をしているわけではないですが、カイリがそこまで尊敬するのならそうなのだろうとは思っています。二度と馬鹿にはしません。


 個人的に、シュリアは書きやすくもあるのですが、カイリに対しては結構捻くれている感じがするので、これからどう発展していくのか楽しみなキャラでもあります。


 話は戻しまして。

 シュリアは最初に聖歌隊を勧めてはいましたが、多分もう勧めないと思います。

 一番安全だろうと考えてはいますが、カイリのいる場所はそこじゃないだろうと、接していく内に感じたはずなので。



 それに、シュリア自身は聖歌隊が大嫌いです(大問題)。



 そんなところにカイリの居場所を勧めるとは、本当に最初は足手まといにしか思っていなかったんですねー(棒読み)。

 ちなみに、シュリアの家族は、首都にはいません。

 家族構成は、その内出て来るはずです。――恐らく、もうすぐ(とか言いながら、結構先かもしれないです)。


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