　主人公の次は、当然ヒロインでしょう！

　そんな安易な理由で、次はステラの名前です。私の適当っぷりが早速発揮されています。

　ステラも、大好きな文学者様から漢字を一文字頂きました。

　もらった漢字は、名前からも想像出来る通り、「星」です。

　ステラは、様々な語源がありますが、一応ラテン語のイメージです。

　ステラは「夜」「黒」のイメージがあったので、「星！　素晴らしい！　最高！　これだ！」と直感で頂きました。

　――あんちょくー。という声が聞こえてくる様です。

　だが、後悔はしていません。

　ステラという響き、私は好きなのです。

　元々、この物語はプロローグ（もしくは第二話）の、月が煌々と輝く夜、ステラが街燈の上に立ってそれをリヴェルが見上げている、という一枚絵が頭の中に下りてきたからこそ書き始めたものです。

　そのステラのイメージが強かったのなら、「月にしろよ！」と突っ込まれるかもしれませんが。

　元々彼女への印象は、夜。

　けれど、完璧に黒い夜ではなく、その中で咲き誇る一輪の花。その花の周りにちらちらと光が散っている様なイメージだったので。

　故に、星の方を由来にしました。

　月だと、光が強すぎて。

　けれど、黒過ぎる黒も違う。夜だけど、夜ではない。そんな感じです。

　もうお分かりでしょうが。

　私のキャラの名前の付け方は、こんな風にもっともらしく宣いながら適当なのです。

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