キレイな声だと言われているけど

がむしゃらに伝わるあなたの歌が

私は好きなの


キライなモノなど幾つも有るけど

今日は不思議に忘れてしまうんだ

貴方は誰なの


立ち向かえば散々なヒネクレモノ

振り向けばかよわい忘れ得ぬもの

だってだっていつだってそうだもの


はにかんで狼狽えて引きずって

サヨナラもちゃんと言えないんだ

心まで緋く染まるのは

歌も届かない空の果て

夕陽のせいなのかな


立ちすくめば孤独はタソガレドキ

振り向けばつむじ風さらわれ舞う

ダストダストいつまでもそうだもの


応えたくても 答えなくても

本当は自分自身なんだね

あの彼は自分なんだよね


今日を信じる自分についていきたい

明日を信じる言葉を紡いでゆきたい


純粋だったなんて 言い切れやしない

何も誰も言葉など 信じてやしない


歌ってください あなたの声で

歌ってください いつもの声で

もう この蒼空を失くしたら

奏でる旋律は誰にも届かずに


彷徨いながらすれ違わない

見知らぬ誰かの同じ溜め息

近い未来にオゾンを焦がすわ

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