絵師様に有償依頼をしたのだ!①


どうも、尾岡です。

今回は近況ノートにも記載しましたが、絵師様に有償依頼をしました。


「君がいるから呼吸ができる イラスト!(冬希×雪姫)」

https://kakuyomu.jp/users/okazakireo/news/16817330654904806909


タイトル通りなんですが、「君がいるから呼吸ができる」に、絵師様からイラストを描いていただきました。


今回はどうして依頼を行ったのか。有償依頼である必要性。実際に行ってみてどうだったのか。こちらを書いてみたいと思います。いや、本当に良い経験をさせてもらいました。


今回、ご協力をいただいた絵師様は、

呂兎来 弥欷助(呂彪 弥欷助)様

https://kakuyomu.jp/users/mikiske-n

です!


改めまして、本当にありがとうございます!



【お品書き】

①どうして依頼を行ったのか

②有償依頼である必要性

③実際に行ってみてどうだったのか


長くなりそうなので、今回は①のみ(なんでやねん

いや、想いが滾って。結局、長文化したんです。

はい、すいません(笑)





■■■





【①どうして依頼を行ったのか】


物書きにとって、作品にイラストがつく。これは憧れだと思います。僕自身、良縁に恵まれて、過去にファンアートをいただいたこともありました。


これは、本当にありがたかった。

イラストを掛けない自分だからこそ。

その重みについて、考えてしまいます。


書籍化すれば絵師様がつく。そういう意味では、デビューすは絵師様とセット。そう考えても良いと思います。


自作のキャラを絵で表現してもらうのは、物書きの憧れでだと思います。


ただ、逆を言うとイラストでイメージが固定化される恐れがあるわけで。文芸系のなかには、そのイメージが固定化されないような装丁するデザイナーさんも多くいて。やっぱり、イラストレーター、デザイナーってすごいと思う次第なのです。


でも、自分の創作で考えてみると、

幸運にも、絵師様にイラスト描いてもらった経験がある。


もしくは、ホームページ黎明期の時代、アクセスカウンターでキリ番を踏んで、絵師様に描いてもらった。記憶があやふやでありますが、拙作「夏休み」はそのイラストをもとに短編を描いて。そこから、色々と始まりだした気がします。


※夏休みのイラストは、2023.3.23の近況ノートにアップしました。。

多分、以前もアップした気はするんですけどね(^^ゞ

https://kakuyomu.jp/users/okazakireo/news/16817330654965858670


そう考えると、自分の中でも

小説というジャンルは、ミックスカルチャーありきのカテゴリーなのではないかと思うと、妙に腑に落ちました。


自分の好きな絵師様にお願いして。自分のイメージを固定化するのは、決して悪いことじゃないのでは、と考え始めたんですね。


ようは一冊、本を作る過程。この時代では、もっと手軽にインスタントにできるでは。そう考えたんです。


そんなかで、僕はずっと抱いていた夢がありまして。

それが「文学フリマ」に出品したい、ということで。

自分で一冊の本を作り上げる。


本という装丁をデザインとして考えた時。

僕一人では、やっぱり難しいなぁって思ったんです。


今頃は、イラストAIってあるじゃないですか。

フリー素材もある。


でも、自分の作品を理解してくれる絵師様とセッションをして、自分の意近いイメージで、本を作りたい。

やっぱり、AIではダメだ。そう思ったんです。


例えば、キャラクターの造詣。

ファッション。

描写。


その参考にするのなら、AIは良いツールだと思います。

いわゆる、参考資料。そして自分では想像できない、その隙間を埋めることができる。


でも、それは言ってみれば、世間にすでにある知識を検索して、作り上げたに過ぎない。


自分の作品に、魂をこめて。

文字通り、血肉を捧げるような。そんな感覚で創作される、作家さんも多いのではないでしょうか。


だとしたら――。

イラストは手軽で良い。

それは、やっぱりおかしな話で。


読んだ人の興奮を。

表現したい世界を。

言語世界から視覚世界へ。

三次元を四次元にするパートナー、

それはAIではない気がするんですよね。


自分の紡いだ物語が、検索された「すでにある情報」と一緒とは、思いたくない。

絵師様をパートナーに、一緒に本を作りたい。今回の依頼は、その第一歩でした。





思い当たるフォロワーさんがいて。

でも、忙しいだろうなぁ、とか。

フォロワーであることに甘えたらダメだろうなぁと思い。


今、交流させてもらっている絵師様にお声掛けをしましたが、現在は新規の依頼を受けてきていないとのご回答。


でも、落ち着いたらアナウンスをするので、また声をかけてくださいという、本当に優しいお返事をいただきました。


これで、この件は終わり。僕はまた、文章を研鑽する。一冊、本を出すために頑張っていこう。そう思いながら、Twitterで呟いたんです。


「最近の夢は『君がいるから呼吸ができる』をどなたか絵師様にご依頼できないかなぁ、って。そんな夢」


こんな風に呟いたら、前述の絵師様から「いつでも!」とお言葉をいただきました。


さらには、今回、描いてくださった呂兎来さん。もう一人、同じくカクヨムユーザーである夏目翔さんまで声をかけてくれて。


まずは、呂兎来さんにご依頼をさせていただきました。


僕の書いている「君がいるから呼吸ができる」の世界は、セルフシェアワールドというか。短編含めて、安芸市という架空の政令指定都市を書いていて。


様々な角度から、登場人物を書くことができたら嬉しいなぁと思っていたんです。


だから、今回のイラストを描いてもらってお終いではなくて。

とっかかりとして、どういう本にしていくのか。

絵師様とこれからも、相談をしていきたいと考えています。


残念ながら。

結婚して、子どもがいると、自由になる時間もお金も少なくなる。

家庭をもつって、そういうことです。


だけど、自分が納得できる一冊をできれば作りたい。


今回の件は、その実現の一歩になりそう。

そんな気がしたのです。





✩✧✩✧✩✧✩✧✩✧✩✧✩✧✩✧✩✧✩




気分転換に区切り線を変更してみた(笑)

ということで、次回は


②有償依頼である必要性


このテーマで書いてみたいと思います。


これ、重要なテーマですよね。

クリエイター、そしてクリエイトすることについて

文字書きは、あやふやにしているんじゃないだろうか。

そう思ったことがあったのです。


では、また次回!

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