書き手さんと読み手さんをつなぐコメントというステキな関係
どうも店主・尾岡です。
冒頭から、まったく余談なんですが、物書きさんエッセイで、とても良い作品と出会ったしまいました。
逸見マオ様著 / 小説を読んでもらうには
https://kakuyomu.jp/works/16816452219478109515
これが、本当に素晴らしくて。物書きさんサイドは読んだら参考になるやら、気持ちが楽になるかもしれません。尾岡のエッセイなんか読んでいる場合じゃないと、尾岡は真面目な顔で諭します。(マテ
閑話休題。
今回はTwitterでフォロワーさん。というか、フォロワーの
https://kakuyomu.jp/users/mikiske-n
その呂兎来さんが、ステキな話題提供をしてくださっていたので、便乗したいと思います。
要約すると
「小説の感想がきた時に、そのエピソードを読み直してから、返信をしますか?」
という内容でした。
僕自身も、そのタイプで、コメントと作品・エピソードをリンクさせつつ、読み返してしまいます。
これは個人的な意見なのですが。
読み手様の想いであったり、その時の作品の熱量、登場人物の感情だったりをどうしても振り返って、改めてお伝えしたいって思ってしまうんですね。
多分、コメント一つとっても、たくさんの価値観があると思います。
ですから、これはあくまで、僕の価値観なのですが。
コメントが苦手という方もいます。
僕自身、コメントをつけない時がある。
やっぱり、コメントをつける時って、溢れる「好き」を伝えたい時もあれば、読者として作品にログインしたいと思う時もあって。その時の作者様の反応を含めて、作品だと思ってしまうんですね。
もちろん、ポリシーとしてコメントをクローズしている方。
オープンだけれど、返信は積極的にしない方。様々なスタンスがあると思います。
ただ、おおむね共通していることもあって。(全部とは言わないけどね)
好意的なコメントはみんな、嬉しい。
これは間違いないんじゃないかな?
僕なんかは、作家の分類から考えたら、かなり変な方で。
読者の方と遊びたいんですね。
読者の方のコメントから、逆に「じゃぁそういうシーンを書こうか」とか。コメント欄で、登場人物からお返事をさせたくなっちゃう。
これも以前、どこかで書いた記憶があるのですが、僕は演劇をしていたことがあって。舞台と客席という境界線はあるのですが。客席から反応を汲みながら、演技を微妙に変化させたり、アドリブをしたりっていうのが好きだった。
もちろん、ソレが良いか悪いか。読者様にとって合うか合わないかって意味で言ったら「そういうのは求めてないから、更新頻度をあげろとか」「ごめんチェンジで」とか、普通にあると思うんですよね。
だからまぁ、特殊な例(by 尾岡)は放っておくとして(笑)
単純なことを言えば、コメントは嬉しい。
感想は嬉しい。感じて想ってもらえたなんて、これほど嬉しいことはない。
誤字報告は……これは書き手にもよるけれど、自分で気づかないことを第三者の方が見つけてくれるんだから、やっぱり嬉しいって思っちゃう。
でも「日本語、勉強してきたら」って言われたら、やっぱり傷ついちゃう。
言い方って大事ですよね。関係性と距離感も大事だと思うんです。
でも、その関係性さえできていたら、例えば「このシーンの表現が入ってこなかった」というコメントに対して、実際に書き直してみて。読者様も読み直してくれて、というセッションも実際にありました。
結局、オンライン小説投稿という場所では、書き手たる作者の主観はもちろん大事だと思います。でも、それ以上に読み手、読者、フォロワー。言葉は何でも良いのですけど、そういう方々の影響って本当に大きいって思っていて。
言葉と言葉の隙間で生まれる摩擦係数、あるいは空気抵抗と言っても良いのかもしれないですけど、そういうものを読み手様とセッションでできる作品があっても良いよね、と思う今日この頃です。
読み手の方がいるから、書き手は存在する。
読み手の方の反応で、物語が大きく変わることがある。
読み手の方の反応で、モチベーションが大きく変わる場合がある。
(僕の場合は、圧倒的にそうですね)
尾岡の独断と偏見ではありますが、このオンライン小説界隈において。書き手さんにとっての読み手さんとは、読者であり編集者であり、校正者であり、女神で、神で、極上のスイーツで、禁断の果実。そして、
まぁ、何位が言いたいのかというと
結局は、いつも「ありがとうございます」ってことなんです。
繰り返しですが、
「物語を書くのは書き手一人」ですが、
物語は読み手さんとつながった時に
「世界が広がる」
そんな気がします。
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