エッセイとかレポートが苦手なんです


実はこうやって物書きエッセイを書いてますが、

レポートやエッセイが苦手です。

冗長だなって思うし、

まとまりがない、って自分でも感じています。


仕事で書く文章はなお、固くなってしまいます。


だいたい読書感想文が苦手な子だったんですよね。

(もういいオッサンですが)

小説を書きたくて文章を書いたので、

下手でもなんでも物語をつくりたくて

今にいたっています。


そんななかで

最近、感じたことを綴ってみようと思います。


伝えたいって感じたことを

シンプルに伝えるだけなんだよね。


今回はこんなことをお伝えしたいと思います。


1 小説とエッセイは別ものと考えるべきだよね

2 読書感想文って嫌いだった

3 伝えたいことを、シンプルに





【1 小説とエッセイは別ものと考えるべきだよね】


伝えたいこと、見せたいこと

「書く」という作業をとおして表現することは一緒と思うのですが、

小説は、作者の物語世界に共感してもらえるかどうかだと思っています。

物語のテーマ性については色々な意見があると思います。

僕自身のスタンスとしては、大きなテーマは作者として思い描くけれど、それを読み手にごり押しするつもりはありません。


物語を魅せる。作者の世界をお見せする。

共感してもらえたら良しだし、

そうでないとしたら、それはそれでと思っています。




でもエッセイとなると、テーマが明確にあり

作者から読者に具体的に「伝える」ものがなくてはならない。

分かりやすく、そして身近に感じる。

これが重要だと思います。



【2 読書感想文って嫌いだった】


嫌いでしたね。

今でもレポートを書くのは苦手意識が強いです。

もともと読書が好きで、自分ならこういう作品を書いてみたいと

小説を書き始めたわけですが、

学校が求める読書感想文は、よく分からなかった。


読書感想文ってやつは、感想をただ書くだけでは成立しないんですよね。

感想だけを書くにしても、その本の内容をだったので原稿用紙一枚〜二枚程度で収まらはずがない。

本を要約し抽出したうえで、自分がどう感じたか、自分の気持ちはどうだったのかを表す。あらすじや、本の解説は求められていない、と思うのです。


自分がどのように感じたのか、

もしくは読後、自分がどのように変わったのか、

読んだことで実体験と結びついた過去現在があったのか、

読書を素材に「自分レポート」「自分プレゼン」を求められている、

そんな気がするのです。


そんな「自分レポート」「自分プレゼン」を評価するのは

結局、大人のメガネで仕分けされた評価だと思うので、

こんなことを考える前から、読書感想文は本当に大嫌いでした。



【3 伝えたいことを、シンプルに】



とはいえ、ですよ。読書感想文は大嫌いでしたが、

文章で表現することを愛する人間としては、

食わず嫌いもいけない。

こうやってエッセイを書くことは、楽しいです。


明確にこうなんだ、と読み手に伝える方法です。


「これはこういうもで、こうこうこんな理由で、

だから最高ですよね!」


そう伝えたいとして、どうやったら伝わるかを

やっぱり考えます。


これはスゴイ、あれはすごいと飾り立てて書いても、

結局は簡素、簡易、シンプルであることにつきるのではないでしょうか。


こういうことを伝えたい、これはこういうことなんです、と。

それを明確に伝えようと思えば、言葉を削ぎ落としてシンプルになっていく。


先でふれた読書感想文にしてもどうです。

苦手意識もあるし、義務で書かないといけないから、どうしても構えてしまう。

こちらの先入観があれば、ガチガチに縛られた感性は、何も産んでくれない。


シンプルに

「こう伝えたいんです」を

「伝えていく」ことからはじめたいと、思います。


僕はエッセイも読書感想文も苦手でした。

しかし、書くことも伝えることも好きなので、

シンプルに伝えることからはじめたい、そう思います。


身構えたら、

小説もエッセイも詩も

全部、かたくなっちゃうんですよね。

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