第6話:力の片鱗と魔導具ギルド

《ヘルプ:何をお探しですか?》


 いや、いきなりなんですかこれ?

 流石にこういうのはおかしいでしょうよ。

 まあ、使ってみるか。


 ……使い方が分からん。

 別にタッチパネルがあるわけじゃないし、マウスもキーボードもない。

 あとは……音声認識か?


「ヘルプの使い方」


 あ、微動だにしない。というか消えたな。

 うーん……

 ああ、そういえばコマンドって、「コマンド名+ヘルプ」でヘルプを見れたような


「【ヘルプ:ヘルプ】」


 =========================================

 ・ヘルプ

  ヘルプは指定されたコマンドの使い方を

  閲覧するコマンド。

  【ヘルプ:[コマンド名]】で確認できる。

 =========================================


 ああ、逆だったのか。

 しかし、コマンド……ねぇ。


「【ヘルプ:身体強化】」


 =========================================

 ・身体強化

  身体強化は、対象の身体能力を上昇させる

  コマンド。

  【身体強化:[身体部位]】で、部位を

  限定できる。

  指定しない場合、STRとVITの上昇となる。

 =========================================


 なに、VITって。

 益々ゲームらしくなってきたな……

 恐らくは洗礼の際にわかるステータスと関係するのだろう。


 そんなことを考えながら、少し試してみようと思う。


「【身体強化:聴力】」


 お。中々聞こえる。

 というか、少し離れたところで話している両親の声まで聞き取れるのだ。


『で、どうするのかしらジーク?』

『……何のことだ』

『あら、とぼけちゃって♪』

『……はあ、外出だろう? 許可するしかなかろう。あれだけの実力だ。だが、それなりに武装と、護衛を付けなければな……』

『あら、私一人で十分じゃないかしらん?』

『ヒルデ……お前も公妃なんだ。そんな事許されるわけないだろう……』


 いかんいかん。

 あまりこのあたりは聞いては悪いだろう。

 しかし、外出許可が下りそうなのは有り難い。早いところ自活の手段を作らなければいけないからな。

 できたら冒険者をしたいが、その前に十分先立つものも準備しなければ。



 そうして、俺は父から外出許可を得て、街に繰り出すことができるようになった。

 まあ、条件として、必ず側付きが一人と、護衛を数人付けることとなったが。

 どうもお忍びは駄目だそうだ。残念。



 =*= =*= =*= 


 そのようなわけで週末。

 母と共に魔導具ギルドに向かうことになった。

 母はこの魔導具ギルドにも顔が利くらしく、作り方もそこで学べるらしい。


「さて、それじゃあ出発するわよん♪」

「「はい、母上」」


 二人の声がするって?

 そりゃそうだ。


「いい、レオン!? 勝手に変なところに行っちゃ駄目だからね! それにちゃんとアタシの手を握っていること! 分かった!?」

「ええ。でも、手を握っていたら魔導具が作れませんよ?」

「なら、作らなければ良いじゃない」


 この理不尽のような事を言っているのは八歳になる姉のセルティである。

 以前のようにツンケンしていないが、というか言い方はツンケンしてても、明らかにデレ状態のこの姉は、今回俺が外出するということで特別に行動を共にすることになったのだ。


 とはいえ、姉も近接戦闘術を習っており、メイスを利用した殴打による恐ろしい攻撃を繰り出してくる。

 今日は外出であるとはいえ公式の場ではないので、ワンピースに近い服装をしている。

 だが、その腰にメイスがぶら下げてあるというのはなんとも不釣り合いである。


「おや、そろそろみたいですね」


 ちょうど外を見ると、少し前に魔導具ギルドの看板が掲げられた建物が見える。

 なんというか、歯車に三角帽子をかぶせ、杖が描かれているという、「少しイジればゆるキャラでもできそう」な看板である。

 だが、これが正式な看板として登録されてしまっているのだが。


 ちょっとなんとも言えない気持ちになりながら、魔導具ギルドの前に馬車を停め、外に下りる。


「さ、姉上」

「あら、ありがとう。……中々良い看板じゃない」

「…………」


 姉には好評のようだ。


「さあ、ようこそ魔導具ギルドへ! 早速中に入るわよん♪」


 ——カランカラン。

 そんな昔の喫茶店のようなベルの音を聞きながら、魔導具ギルドの扉をくぐる。


 外観は石造りで、単なる工房のように見えたが、中に入ると工房だけでなく、受付らしきカウンターや掲示板、買取所や材料販売所のようなところまである。

 工房はカウンターより奥にあり、もしかすると魔導具の修理工房なのかもしれない。


「——あら、珍しいお客様だわねぇ」


 そんな一言と共に、工房よりも更に奥から一人の女性が姿を見せる。

 薄い紫色の髪に、白い肌。そして、少し尖った耳。

 非常に女性らしい体つきと、低めの身長。


「あら、まさか貴女が出てきてくれるとは思わなかったわ」

「流石に公妃殿下がいらっしゃるならば、私が出迎えて同然でしょぉ?」


 語尾を伸ばしながらゆっくりとした口調で母と話す人物。

 身長が引くく、凡そ140cmくらいだろうか。

 だが、母にこういった対応ができるということは、立場は低くないはず。


「え……? 子供……じゃないわよね……」

「あらぁ? 失礼しちゃうわねぇ〜」


 姉は一瞬子供と思ったようで、うっかり口に出してしまった。

 それをどうも聞かれていたらしく、聞きとがめられたようだ。


「姉上、恐らくこの方はドワーフ族の方ですよ……姉が失礼いたしました」

「いいえぇ。よく間違われるわぁ〜。魔導具ギルド、エクレシア支部マスターのノエリア・エスタヴェよぉ」


 うっ……しゃべり方がゆっくりで独特のためなんかやりづらい。

 しかし、やはり偉い人だった。支部とはいえギルドマスターとは。


「レオン、セルティも挨拶なさいな?」

「これは失礼しました。ノエリア殿、僕はライプニッツ家が第二公子、レオンハルト・フォン・ライプニッツです。どうぞお見知りおきを」

「あ……失礼いたしました。ライプニッツ家公女、セルティック・フォン・ライプニッツです」


 母から促され、二人で挨拶する。


「これはこれはご丁寧にぃ。あと公子殿下、私は『殿』なんて付けずに呼び捨てで構わないわぁ」

「このような若輩如きがギルドマスターを呼び捨てでは失礼でしょう。せめて『さん』付けで呼ばせていただきますし、僕のことは『レオン』と呼んでくだされば」

「あらそぉ? では『レオン様』と呼ぶことにするわぁ〜」


 そう言いながらノエリアさんはこちらに微笑む。

 ドワーフ族は基本的に長命で、見た目もあまり変わらない。

 母と対等に喋れるのであれば、それなりに上のはずだから、流石に呼び捨ては拙いだろう。

 どうにか受け入れてもらえてよかった。


「最近はどう? 売れてるみたいだけど、新製品は?」

「あらぁ、そういうこと聞くのぉ? 既存の物でも充分売れるからぁ、あんまり必要ないのよぉ」


 母の質問にノエリアさんが答える。

 おや。あんまり新製品は作らないのか。


「では、ここの工房は?」

「基本はぁ、故障した魔導具の修理よぉ。本当は開発もしてたんだけどぉ……」


 なんとなくノエリアさんの表情が暗い。


「さぁどうぞぉ、こちらにぃ〜」


 ギルドマスターであるノエリアさんに連れられ、二階の奥の部屋に入る。

 二階は個室が何個かあり、その一番奥がギルドマスターの部屋のようだ。


「今日はコールマン商会から『お試しで』って良い茶葉が入ったのよぉ。ほら、ヒルデも、レオン様もセルティック様もどうぞぉ」


 そう言いながらマイペースに紅茶を勧めてくれるノエリアさん。

 いや、ギルドマスターが直接紅茶を入れてくれること自体がすごいと思う。


「あら、良い香り♪」

「でしょぉ? あんまり量も作れなかったらしいけれどぉ、ローズを使って香りを付けているらしいわよぉ?」


 うーん、ローズティーか。

 ちょっと薔薇感が強すぎないか?


「それでぇ、何しに来たのぉ? ヒルデ」

「あら、理由無しに来ちゃダメなのかしらん?」


 母とノエリアさんが話し始めている。

 今日の目的は、魔導具の作り方を知るためである。


 基本的に魔導具の作り方は知られていない。

 所謂知的財産と考えられているので、作り方の概要は知られているが、詳細はギルドでしか明かされていない。

 ……まあ恐らく、魔導具用の魔法陣を描き、それに魔力を供給する仕組みを組み込んでおくのだろう。

 だが、その魔法陣の描き方などは特殊で、一般的に知られていない。

 そのため簡単に教えてくれといっても教えてもらえるわけがないのだ。


「ヒルデならぁ、普段は一人で来るはずよぉ。でもぉ、今日は子供を連れてきているからぁ」

「あら、バレちゃってるわね」

「レオン様のためかしらぁ?」


 なんとも鋭い人だな。

 見た目と言葉からすると、すごくおっとりした感じでマイペースなのだが、見るところを見ている。

 流石は母の友人といえるだろう。普通ではない。


「そうね。この子に魔導具作りを教えて欲しいのよ」

「うーん……どうしてかしらぁ?」

「今から話すことを、誰にも漏らさないでくれるかしら?」

「えぇ、それは勿論よぉ」


 ああ、あの件を伝えるのか。


「レオンは……『白属性』だったのよ」

「あらぁ……珍しいわねぇ」


 そう。本当に珍しいのだ。

 これまでライプニッツ家で「白属性」が生まれたのは数名。

 ただ、どの人物も早世か、他家に婿入りしている。ああ、一人だけ当主がいたが彼は軍人として生涯を終えたようだ。


 だが、今は軍人もそこまで必要性がない。

 いや、兵士たちは必要だが、上級の士官は結構詰まっているため、今後20年経とうが空きが出そうにない。

 そうなると、あとは冒険者になるか、魔導具ギルドに入るかなのだ。


「将来的にはどうするのぉ?」

「それはレオンに決めさせるわよ? でも選択肢は多くしてあげたいじゃない♪」

「なんでぇ?」

「この子の能力は本当に高いのよ。だったら好きなことをさせてあげたいじゃない?」


 相変わらずの親馬鹿である。


「でもぉ、だからといって作り方だけ教えてもねぇ? 充分職人はいるしぃ、後も育ってるしぃ、面倒だわぁ」


 すごいな。

 母のお願いに「面倒」で返せるとは。中々強かな人でもあるのだろう。

 しかし、確かに職人が充分いれば、わざわざ教えるのもメリットがないわな。


「うーん、まさかノエリアから断られるとは思わなかったわ〜」


 そして、「まさか」と言いつつあまり驚いていない母も母である。

 さてどうしたものかと思いながら、ふと横を見ると、隣で姉の手が止まっている。


「(うー、アタシちょっとキツい……)」

「(あれ、そうなんです?)」

「(だって、ローズってなんか……王都のオバさんたちがそんな匂いなのよ……)」

「(ちょっと! それは言っちゃ駄目です!)」


 危うく吹き出しそうになるじゃないか。

 というか、セルティ姉は王都に行ったことがあるのか。羨ましい。


 その様子をノエリアさんに見られていることに俺は気付いていなかった。


「レオン様はどぉ? この紅茶のお味はぁ?」


 他のことを考えていたら、話が回って来ていた。

 しかし、さっきまで母と話しているのに、こっちに関係ない紅茶の話を振るかね、普通。


「そうですね、良い香りだとは思います。でも、あまり強いので苦手な人もいるでしょう。香りが強いと茶葉本来の香りを邪魔してしまいますから、塩梅が難しいですね」

「ふぅん……そう思うのねぇ?」


 つい正直に言ってしまった。

 拙かっただろうか?

 だが、あくまで「お試し」と言われていたし、あやふやではなくしっかりとした回答をした方が良いだろう。

 そう思っていると、ノエリアさんがこちらをじっと見てくる。


「でもぉ、茶葉も良い物を使って、値段は高いらしいのよぉ?」

「値段が高くても、受け入れられるかどうかは別でしょう? 例えばローズは主張が強いですからもう少し抑えるとか、茶葉を安めの物に変えても香りに影響はないでしょうから、そうすることで利益を上げれば良いですし」


 少し改善点として思いついたものを伝えてみる。

 多分この人は思う以上に技術畑の人。だったら改善点を上げて、指摘をしてもそう嫌がるまい。


 ノエリアさんはじっと俺の言葉を聞いてくれていたが、すぐにふっと笑顔になり、口を開いた。


「普通『良いもの』って言われるとぉ、苦手であったり、改善点を見つけてもそれを正直に言える人は中々いないわぁ。でも、レオン様はそれをちゃんと言えるのねぇ。これならぁ……」


 おや、どうも褒められている?

 すると母が口を挟んできた。


「あらノエリア? 『これなら』なんなのかしらん?」

「ヒルデ、この子うちに頂戴ぃ? 柔軟な思考って大切よねぇ……」

「あらあら、レオンったら気に入られちゃった♪ でもダメよノエリア。レオンはもっと色々学ばせなきゃ!」


 ちょっと! なんでいきなり、頂戴とかそういう話になるの!

 しかもこれって気に入られた事になるんだ。


「確かにそうねぇ。レオン様は魔導具だけに収まる人じゃなさそうねぇ……まぁ、うちで作り方とかぁ、教えてあげるからぁ。よろしくぅ〜」

「あ、はい。よろしくお願いいたします」


 というわけで、魔導具作りの仕方は教えてもらえる事になったようだ。

 なんとなく、なんとなくだが、母はここまで読んでいたのではなかろうか。


「それじゃぁ早速ぅ、その発想を見せてもらうわぁ」


 え、いきなり?

 しかも、「発想」?



 * * *


 そのようなわけで、ギルドマスター室でお茶を飲んでから、下の工房に入る。

 ちなみに母とセルティ姉はまだ上のギルドマスター室に残っている。


「は〜い、注目ぅ」


 その言葉で職人さんたちが手を止め、こちらを見る。


「今日からぁ、うちで教えることになったぁ、レオンくんよぉ。みんなぁ、優しく教えてあげてねぇ? まだ子供だからぁ」

「初めまして。レオンです。少しでも多く皆さんから学んで、追いつけるように努力したいと思います。よろしくお願いいたします」


 そう自己紹介すると、職人さんたちがざわめく。

 工房の人たちには家関係なしに紹介して欲しかったので、名前だけで自己紹介することに決めていた。


 すると、職人の一人で、白髪のドワーフの男性が口を開いた。


「おいおいギルマス! いくらなんでもガキに過ぎるぜ。うちはいつから保育所になったんだい? おい坊や! まずはお勉強をきちんとしてからにしな!」


 その声に応じて、他の職人も「そうだそうだ」と同調する。

 うーん、口が悪そうに聞こえるが、心配してくれているのかな?


「はいはぃ、静かにするぅ」


 ノエリアさんが手を叩いて場を静める。


「確かに年齢は若いけれどぉ、柔軟性に富んだ発想はぁ、子供の方があるのよぉ? それにぃ、この子頭良いからぁ。マイネッケ老もそんなに目くじら立てないのぉ」

「よし! 言ったなギルマス! ならその子の発想、見せてもらおうじゃないか!」


 この白髪のドワーフの男性はマイネッケ老というらしい。

 さて、彼が「見せてもらおう」と言ったことで、魔導具の試作品に対しての意見を出してみるようにという事になった。

 工房のテーブルの一つに腰掛け、何個かの魔導具を見せてもらう。


「よし坊や! これは俺が作った魔導具だ! 簡単にお湯を作るためのポットでな、この台座に乗せるとポットが温まって、中でお湯ができるんだ」


 ああ、ティ○ァールね。

 前世の知識が使えそうだ。


「でもぉ、この台座熱くて危ないのぉ。だから売れないのよぉ」

「うっ……だ、だから、この坊やなら発想が柔軟だから思いつくんだろ!? そう言ったよな!?」


 あーあ、ノエリアさんもそんなに煽らないで。


「そうですね……僕なら、台座じゃなくて、ポットの底に魔法陣を描いて温めますかね?」

「ほう! それは面白いな坊や。だが、魔法陣というのも消耗するのだ。特に水の場合は魔法陣を描くための特殊なインクを早く消してしまうからのう。それに魔力を溜めておく魔石はどうするのだ?」


 おや、マイネッケ老から良い反応と、良いことを教えてもらえた。


「特殊なインクですか?」

「そんなんも知らんのか? 魔法陣を描くためのインクはな、魔石の粉末を原料としていて、それを使う事で魔法陣が意味をなすのだ。勿論簡単に水に溶けるわけではないが、消耗が倍以上早くなる」


 いや、そりゃあ知らんですって。

 しかし、中々魔法陣も面倒だな。


「でしたら、底を二枚にして、ポットの下に付けたらどうですか? 取り外しを可能にしておけば、普通のポットとしても使えるのでは?」

「なっ……!」


 そうすれば消耗しても底だけ取り替えてもらえば良いし。

 あ、というよりもポットまで販売せずに、ポットの下に付ける魔法陣マットを売れば良いんじゃ。


「な、なるほど……中々発想が面白いな坊や。だが、魔力の供給はどうする? ポットの底を取り外しにしたところで、魔石はそれなりに邪魔になるのだ」


 少し話を聞いてみると、この世界にいる「魔物」と呼ばれる動物類には、「魔石」という魔力を溜める器官というか、石が体内にある。

 それには元々魔力が溜められているので、それを使って魔導具を動かしたりするらしい。

 いわば電池みたいな物だ。

 他にも魔石を加工して「魔結晶」にすることでそれ自体を魔導具にすることもできるらしい。


 話がずれたが、この魔石をどこに付けるかというのが問題らしい。


「例えばですが、台座に魔石を付けて、その台座から魔力だけをポットの底に供給するのはどうです?」

『!!』


 マイネッケ老だけでなく、他の職人たちまで驚いたように顔を上げていた。

 そんなに珍しい話か?


「なるほど! 確かに台座に魔石を繋ぎ、そこから魔力だけを送れば安全だ! ギルマス! この坊や……いや、レオンはすごいな!」

「だから言ったでしょぉ? 楽しみよねぇ?」

「ああ! レオンは俺が鍛えてやる! 皆も協力しろよ!」

『おお!』


 と言うわけで、俺は新しく魔導具の師匠を得る事になったのだった。

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