『幻想詩集』/草月玲 著 ●

 筆者が「ただただ自分と深淵で見つめあう」「自分との対話」と前書きで語るように、確立された独自の世界の中、シュールで幻想的な詩を構築しています。

 16編の詩が織り成す世界観は、比喩も多く難解でありますが、深い思考へと誘うようです。

 筆者が目指す詩に、果敢に挑戦する姿勢も垣間見える詩集です。


「私は踊る」「心臓を踏む」の2篇が特にお薦めです。「私は踊る」は文章を執筆する者であれば、深く共感する詩だと思います。


『幻想詩集』/草月玲 著

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885202558




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る