一つ一つの短編が大きな輪の中に有り、読めば読むほど、深みにはまります。面白い純文学に触れる機会が少ない昨今、貴重な担い手さんです。読まず嫌いの殻を破って、読み進める事をお勧め致します。
主にホラーや伝奇物を書こうと思ってます。感想などいただけると感謝です(*´▽｀*)
力強い筆致の中に芽吹く、神殺し、もしくは竜殺しの物語。 クトゥルー神話のような、ちっぽけな存在が対面するどうしようもない恐怖、絶望、そして希望を、余すことなく記し尽くした作品だと思います。…続きを読む
ひとまず毒枝篇読了時の感想となります。 硬派で格調高くありながら、呑み込み易い文体の幻想譚です。十全に読みこなすには、ともすればある種の知識的要求があるかもしれませんが、衒学的な書き口は、作品全…続きを読む
素晴らしい筆致で描かれる世界と、哲学的な問いが見事に融合したダークな世界観、その中にときに見えてくる光、ひとつひとつの物語が重厚で読み応えがあります。 美しく、そして力強い文章に魅了されます。最…続きを読む
第7話まで読了後のレビューです！一言で言うのであれば、この物語の第一印象は「静寂」でした。静かに雪がいつの間にか降っているかのような。静かに暖炉の前で物語を待っているかのような。そんな、静…続きを読む
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