決して他人事ではない。

幸運なことに――というのか、私はまだここまで『書けない』という事態に陥ったことはありません。
というのも、いまも正直なところ『そんなに書けていない』からです。

雲江さんのように出版一歩手前までいったこともなければ、賞に出しても良くて一次通過です。
カクヨムでも、★100越えの爆発的ヒットなんてものもないわけです。
そりゃたまにネタがおりてこないなぁと思う時もありますし、情けなくも放置してしまっている長編もあったりします。けれどもいつかは書けるだろう、なんて。

だからこそ、危機感もないわけでして。

いまだって何とか書けているんだから。
そんな気持ちというか。

読んで思ったのは、そこそこ健康な人が油断して大病を患うイメージでした。
そうなるともう一気に弱ります。これまで自分の身体と上手く付き合ってた気でいたわけですから。それなのに裏切られた、自分に、と。

こんな私でも書くことは大好きなんです。自己満足の部分も結構ありますけど、読んでくださる方もいます。だったら、自分から「もう書くのはやめる」と言うまで書き続けたい。

書けなくなって苦しんでる人も、
私のように「いまはそれほどでもないし」と思っている人も、大変参考になるお話ではと思います。


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