ワタシの自宅療養

 体の具合の悪い話なんて、好んで読みたくないと思いますが、備忘録代わりに新型コロナウイルスに感染した経緯と自宅療養についてメモしたいと思います。


●5月18日(水)

 カクヨムに、エッセイ「ワタシが、二度、濃厚接触者になったのに、感染しなかった㉓の理由」を投稿。

 自分の娘や息子が感染しても、職場の近しい同僚が感染しても、ワタシは感染しなかったという内容。この時は、年の功で、自分の体内になんらかの自己免疫力が備わっているから不思議にも感染しなかったのでは、と豪語。


●5月20日(金)

 昼食後、右わき腹に違和感を感じ、それがすぐに痛みへと変化する。また、同時に倦怠感を覚える。熱は平熱。

 職場に出張の中止を申し出て、街の内科医での抗原検査を受ける。「陽性ですね」と誠にあっさりと告知されてカロナールを手渡される(正確には、車のダッシュボードに薬袋が置かれる)。

 職場、家庭、子どもが通う学校等に連絡をして、家内六畳部屋に隔離される。

 夜になると、熱が37.4度まで上がり(此処が最高温度)、わき腹痛がひどくなる。

 職場から三日前からの行動履歴と接触した者の氏名をまとめて報告するように要請を受ける。昨日のことでもはっきり覚えていない性質なので、これは辛かった。


●5月21日(土)

 熱は、37.2度。最寄りの保健所からの電話での問診を受ける。家族が一台の車に乗り込んでPCR検査を受けに行く(後日、全員陰性の連絡入る)。

 倦怠感とお腹、腰周辺の関節痛。


●5月22日(日)

 熱は、平熱に。腰周辺と夜になると膝の痛みを感じる。

 自宅療養チームなるものから電話が来て、正式に自宅療養が命ぜられる。新潟県HPから入って、毎朝、9時半までに入力フォームに健康状態を入力するように命ぜられる。

 私が職場での責任者だった企画の中止が発表され、愕然とする。しゃーない、自分が悪い。復帰したら皆に菓子を配り、再度、頭を下げねばならない。


●5月23日(月)

 自宅療養チームから宅急便で、パルスオキシメーターが送られてくる。酸素量はいつ測っても97とか98だ。

 腰周辺の痛みはやわらいだが、その代わりか、後頭部の一部分の頭皮が痛む。


●5月24日(火)~5月26日(木)

 頭皮の痛み、夜に膝の痛みを感じるのでカロナールは夕食後に飲んでいる。飲めば痛みはやわらぎ、眠れる。しかし、睡眠時間は6時間あるかないかだ。痛み以外は平気なので働けるくらいだと思う。

 煙草は、告知を受けてからもやめていない。25日の夕食では、ビール1缶もいただいた。たしか、自宅療養の手引きに「酒と煙草は厳禁」と書いてあった。

 隔離のお供は、BSプレミアムの番組。このチャンネルは、自然、職人、映画が基本の三本柱だ。実に良い。憧れの生活スタイルが一日中、画面で繰り広げられている。また、晴れていれば、庭ーケーションも行った。しかし、これだけ日焼けしちゃうと、職場復帰したときに勘違いされるかもだ。


●5月27日(金)

 夕食で、スコッチウイスキーのロックをいただいたが、実に不味かった。嗅覚と味覚の障害が出ているようだ。もうすぐ、療養が明けるというのに。

 いうことで、わき腹痛→腰周辺の痛み→頭皮と膝の痛み→嗅覚・味覚障害、と、症状が変遷してきているのがわかる。


●5月28日(土)

 すごい強風なんだけど、構わず、庭に机と椅子を出してこれを書いています。

 職場復帰は、31日(火)の予定です。



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