40周年
私は、風邪をひこうが、インフルに罹ろうが、そして、新型コロナに感染しようが、煙草は吸っています。さすがに、本数は一日に数本ですけどね。
今回は、家の中で唯一、吸える二階の書斎までも辿り着けない(娘からのクレームのせいで)ので、縁側から外に出れるところで吸ってます。
しかし、夜ともなると、そこに行くのも面倒くさいので、さっき、この六畳部屋の窓を開けて外に向かって煙を吐く喫煙をしたところです。
ただ、ニコチンを体内に摂取するためだけのこの喫煙行為は、見た目も、内面も、なんだか悪いことをコソコソ隠れてやっている感満載です。おまけに、急いで吸っているものだから、頭がクラクラしたりもしてね^^;
で、私が初めて煙草を吸った頃を思い出しました。
私が通ってた高校では、一年生の段階で、最寄りのトイレ内で煙草臭がしているくらい周りの子たちは煙草を嗜んでいました。体育の長距離走とかやると一目瞭然で、そういう子たちは周回遅れになってました。私は、部活をやっていたし、一応、当時は、規範意識みたいなのもあったので手を出していませんでした。
しかし、東京の大学への進路が決まった高三の春休みに「これから東京で生活する男が煙草くらい嗜めなくてどうする?」という、今となっては謎過ぎる命題を自ら与えて、当時はスタンダード(だと、自分で思っていた)なマイルドセブンを自販機で買って、家族が居ない日中、自室でマッチを擦って火を点けました。
これが、また、咳き込むことなく、最初から煙の喉越しや、なんとも言えない心地良い刺激を味わうことができたのです。これで、決まりです^^;
一日一本、となんとなく決めていた本数も、数日でなし崩しとなり、灰皿代わりに使っていたインスタントコーヒーの瓶の中は吸殻で一杯になりました。
今年で、40周年になります。
40年前に吸っていた煙草は180円でしたが、今では520円です。
今じゃ、煙草を嗜まない男、の方がイケてる男、ですわね〜
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