オムニバース 第八話用語解説

■解説

ファントムとの再戦を余儀なくされたツバサは出現予定地ブルワークを訪れる。同じくファントムを狙って集結するヒーローたち。だがシステムの世代交代を前にサーバの不安定要素であるヒーローを管理したいアマルガムオルタは、仇敵ファントムの捕獲と共にヒーロー殲滅を画策していた……


ここで各タイトルがクロスオーバーするものの、ハンマーガール以外は以下の時系列を経ている。


魔女の宴:フライングキャッツ(アリアン、チヅル、アルティラ)

レイチェルの手を逃れたアリアンとシリウスは初代ハンマーガールことチヅルを介してカケルの許に身を寄せる。二人はそこでオムニスケープの致命的欠陥と第四世代開発に絡むアマルガムオルタの暗躍を知る。


天使の心臓:ガンズロウ

レイチェルの動向を探るチャリオットはかつて自分が開発に携わった大規模捕獲システムの痕跡を発見する。関係者らの行方を追う彼はシステムの発動条件を備えたアルビオンの同型のサーバ、ブルワークに辿り着く。


黒い雨:デアボリカ

アムデジールのニュート売買網を追うシンは策謀家カリオストロとの関係を知る。追跡者もろとも経路の抹消を画策するカリオストロのブラックレイン計画を探るためシンは実行拠点となるブルワークに侵入する。


■人名

【ナイトシーカー】

スペリオーラと双璧を成すが、信条も対照的なバトルハッカー。兵装アクセサリを主体とするタイプのメタフレームで、狩りの技能に秀でている。かつては「守護者」として知られていたが、その対象を失って以来、バウンティハンターに身を窶している。

【ロックグリム】

周囲のマテリアルを取り込んで身体を巨大化するメタフレーム。巨大化するにつれ制御にリソースを奪われ、知能が低下する。ディザスタークラスのクラッキングツール、カイジュウのベースになった。

【カリオストロ】

善行、悪行の境界なく自らの信条に基づいて暗躍する策謀家。金属鎧のメタフレームからは一見、武闘派に見えるが、知性が本分。

【フォートレス】

インターセプタの躯体を改装した全身武器のメタフレーム。賞金稼ぎが主な生業。

【コルドフレア】

両腕から放射する白い炎で飛行、攻撃するメタフレーム。炎の属性を物理値、感覚値に変換することができる。賞金稼ぎが主な生業。


■用語

【ギルネット/ブラックレイン】

二一五三年、アルビオンサーバで運用されたユーザー拘束システム。考案者は旧アマルガムアークのアレックス・ソーン。離脱行動の際、神経接続を維持したままフレームを固定する第一段階。固定柵により、フレームからカーネルを収集する第二段階からなる。ディザスタークラスのクラッキングツールとして流出した際ブラックレインと命名された。

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