わずか?2話に込められた金言の数々。

作品のタイトルこそ『レビューのススメ』ですが、レビューする方にも、しない方にも、作者方にもお薦めします。
かつてそういう企画があったこと、そして筆者がそれに応えてこの評論を書いてくれたことに、今。私は感謝しています。

いつかどこかで、村上龍先生が書いていたと思います。うろ覚えで、キリトリですが……

「『この小説のテーマは何ですか?』と聞かれるのが困る。『それが分かっていたらこの小説は書いていない』」

みたいな。これはもちろん文学としての小説に対する御大の意見(あくまでもうろ覚え。間違っていたらごめんなさい)ですが……

小説を書くのと同様に、レビューを書くというのも、(テーマというほど大きなものではなくとも)自分の「好き」を探す、確かめる行為なのかな、と改めて感じ入った次第です。

また、好きを探して、伝えることが実生活にも活きるとのメッセージも、最近身に染みております。

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最後に蛇足ながら一つ。レビューにも「いいね!」が出来ます。もしかしたらお気付きでない方がいるかもしれない、と思いまして。レビューに「いいね!」を頂くのは、とても嬉しいものです。励みになるものです。同じ作品を好きになった同士へ、ポチっとしてみて下さい。

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