第13話 白旗

 異世界ものを読んでて時々、その世界の慣習とか気になります。


 この世界でも、国や民族ごとに意味合いが異なる仕草などがありますよね。よく言われるのが、「おいで」「あっちいけ」の仕草が日米で逆に見えたりします。

 その一方で、首を縦に振る・横に振るのは、縦が肯定・横が否定と、ほぼ共通です。

 おそらく、基本的な身振り手振りなどは、人類が発祥地のアフリカにいたころに定着して、世界中に広まってもそのまま受け継いでいるのでしょう。

 しかし、もっと複雑なものになると、差が広がったんでしょうね。言語なんて、まさにそれで。


 で、とある作品を読んでいて、降伏のしるしに白旗を掲げる、というのがあったのですが、異世界でも白旗がはたしてその意味なのか。いや、ダジャレでなくw

 昭和のアニメですが、伝説巨人イデオンでは白旗が敵側では決戦の意思表示の印だった、というのがありました。


 ライトノベルは気軽に読めるのが大事な点ですが、そうした要素も考慮すると面白いかもしれませんね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る