私は白い人形。世界の歯車を見つけたの。星の核と同調し私は笑顔を得るわ。

読むのに少々骨が折れますが、雄大なスケールで書かれている。奥が深く、怒とうの展開で、手に汗握ります。世界の中心を支えるものこそ、世界の歯車ではないでしょうか?
謎の白い霧、飛び交う魔術。テンポはハイペースで、緩急もつけている。こんな世界に僕も一日体験入学してみたい。
キャラクターは多彩で、誰でも主人公になれるほど魅力的。オリジナリティー溢れる神話ファンタジー。
ルーンとノルンは白い人形の姉妹。痛みと再生を味わいつつ、二人は世界の終末の中で闘う。私ノルンが笑うと、勇気が糧となるわ。

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